
実際に本を手に取ってもらって考えたこと【文学フリマ振り返り】
自分が本… ZINEとか、同人誌とか、リトルプレスとかいうものを、しっかりつくるようになって3冊目
先日の「文学フリマ京都9」ではじめて「眼の前で試読する方をゆっくり見た」
その前に出たイベントでは、そんなに売れなかったのもあるし
自分に気持ちの余裕がなかったのもある
それ以前にしっかり試読される方も少なかったので、あんまり見られなかったという説もあるんだけど…
「文学フリマ」ではしっかり試し読みされる方も多く
だからこそ気になったというのか
はじめて客観的に自分の「本」を見たというのか…
次の本に活かすために
次の本に活かすべき「気になる点」は
紙が硬すぎる?
紙面がうるさい?
この2点
いや、内容面では気になるところありまくりなんで
それは「それ」として…
紙が硬すぎるなら薄くする?
なんとなくあけど、本を読むときに「ページをめくりにくい」「思うようにページをくれない」方が見受けられたような気がして
自分の本は「A5サイズ」「40ページ前後」「無線綴じ」の本
写真が多いので「コート紙」でつくっている
表紙は135kg 本文は110kg だったはず
最初は本文も135kgにしたんだけど、あまりにも硬かったので本文は少し薄めに変更
でも… もう1段階薄くして90kgにしたほうがいいんだろうか? と悩み中
あんまり薄くして裏写りしてもアレだし、でも読みやすい方が良いし… と
紙の種類も変えちゃうか?
紙の種類も気になるところ
なんとなーく「写真がキレイだからコート紙がいいのでは?」と思ったけど、コート紙だからめくりにくいのでは? と
マットコート紙にした方が読みやすいのかも!? なんてね
試し刷りで試してみるべし
なかなか刷り上がりに向けた調整がうまくならないので
(贅沢にも)毎回「試し刷り」をお願いしている
毎回毎回、微妙な読みにくさを解消するためにちょっと調整し
さらに誤字脱字もめちゃめちゃ修正して再入稿→印刷してるんだけど
それでもあとから誤字脱字を見つけちゃったりして凹むっていう…
次回は試し刷り時に「厚さ」「紙の種類」も試すつもり
紙面がうるさい?
もうひとつの「気になりポイント」は
もしかして紙面がうるさいのでは? ってこと
ただでさえ、青や緑多めの「自然を満喫!」みたいな写真が多いのに加えて
どっちかというと「彩度あげ目の写真が好き」なので
どうしても紙面が鮮やかになっている
そこに「あしらい」として、ちょっとイラストを入れたり、ちょっとデザインを入れたりしているんだけど…
パラパラ読んでいる方の紙面を見ていると…
「ちょっとごちゃごちゃし過ぎてない?」と気になって
「デザイン」はいらないのかも?
鮮やかな写真を使うのは譲れないところだし
きれい色の写真のほうが「映える」とも感じる
だから写真は変えないけど…
「デザインやあしらい」は減らす、もしくは止める
もう少しシックな色合いにする… 方が読みやすいかも?
と書きつつも「何も入れない」と、なんだか物足りない気がして
ついついイラストやカラーの罫線などを追加してしまうんだけど…
より良い次回作を目指して
3月に東京のイベントに行くので
それまでに1冊出したい! と(確定申告も忙しいこの時期に)原稿をつくっている
次回作はより良いものにするために!
テーマや写真、本文だけでなく、それ以外の部分(主に読みやすさ)も工夫したいものだ
結局誤字が2つも見つかっちゃったのは 👇️