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《キンカノート》 突然ヒステリックに鳴くニゴ、もしかしたら・・・の話。
3兄弟の次男坊、ニゴ。
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体が少し小さかったニゴちゃん。
2021.03.02
他の子同様、性別が分かるまでは・・・と、順番で”2号”だったのが先日ひょんなことから「ニゴ」という名前に決定した話は記憶に新しいかと(笑)
そんな、ちょっぴり成長が遅いまだまだベビーフェイスなニゴちゃんではあるのだけれど、前にも書いたようにずっと気になっている事があった。
それは特に放鳥タイム中に目にするのだが、
ぴょんぴょんと楽しそうに他の子と遊んでいたと思ったら突然
「ギャッ!ギャッ!ギャァァァァァ!!」
とガラガラ声のようなものすごい叫び声をあげて他の子に突進していくのだ。
ぶつかって来られる方はいつも
「わわわわわっ」
と、ぶっ飛んで逃げていくことになる。
初めの頃は、
”ん?ケンカでも始まった??”
と思っていたのだが、様子を見ているとどうもそうではないようで、
本当に突然、
何かのスイッチが入ったかのようにテンションが上がり、大声で鳴きながら体当たりして行く。
そしてそれがおさまると、
今度は急に静かになり一人で羽を膨らませ、
時にはクルッとくちばしを羽に埋めて眠り始めるのだ。
まるで、ありったけのパワーを一気に燃焼し尽くしたかのように。
”こんなにテンションの差が激しくて大丈夫なんだろうか・・・”
”うずくまって膨らむのはやっぱり心配だな・・・”
そう思い、小鳥と小鳥用品をを沢山扱うお店に行ったときに店員さんに話をしてみた。
お店のお姉さんは、ふむふむ・・・と話を聞きながら、
「もしかすると、すこ〜し”てんかん”の要素があるのかも、ですね」
と言った。
「・・・てんかん!?」
ワンズ・ニャンズが発症するのは知ってたけど、小鳥にもあるとは!
「てんかんって言うと、あの痙攣がツライやつですよね・・・」
私がよっぽど悲しい顔をしたのか、お姉さんは優しく、
「てんかんだと決まった訳ではないですし、必ずしも痙攣を起こす訳でもないですから」
と言い、
「もしそれ以外は問題なく元気なら、”てんかん持ち かもしれないな〜”くらいで付き合っておくと、心配しすぎず飼い主さんも楽ですよ」
とアドバイスをくれた。
家に帰って調べてみると、確かに小鳥のてんかんの症状の中には
・大声をあげて叫ぶ
・突然眠る様に目を閉じてへたり込んでしまう
というのも入っていた。
へー、なるほどねーぇ・・・。
ニゴはこの症状以外は至って気になるところは無いし、ご飯もよく食べ、よく動く。
この前病院に連れて行ったときも
「どっちかって言うと威勢がいいよ」
と笑われた。
「そっかそっか、てんかん持ち" かも知れない ”、
個性的な子なんだねー♪」
ニゴに向かってそう言うと、止まり木から止まり木へぴょんぴょん跳ねて
「ぺ!」
と鳴いた。
はい、いいお返事です(笑)
そしてそれから2週間ほど経って、ほっぺの色もみんなと同じくらいしっかり出揃った頃から、大声で鳴くことはあっても他の兄弟に突進して行くことは無くなってきた。
ずっと心配していた体格の差も少しづつ縮まり、見た感じもかなりしっかりしてきた。
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左のニゴだけ左右の水玉も
ほっぺの色もまだほとんど出ていない
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しかも順に並んで全員こっちを見てる奇跡✨
幸いなことに今日まで痙攣は一度もなく、スクスクと育ってくれている。
「ギャーッ!」
「ビェーーッ!!」
時折ものすごい声で鳴くことはあるが、てんかん持ちなのかそうでないのか、実際のところよく分からない。
ただ、今や誰よりも賑やかで元気なのは確かなニゴなのだった・・・(笑)
小鳥の中では文鳥さんにてんかん発作が多いらしいけど、どういう症状が多いんだろう。
今後ニゴに症状が出始めることもあるかも知れないし、ちょっとした知識くらいは持っておかねば・・・!
今週も読んで頂きありがとうございまス!
どうぞ良い週末をお過ごしください ◡̈*