《キンカノート》 成長が遅いヒナ・・・の話③
さて、孵化してから5週間が過ぎた3羽のヒナたち。
さし餌はイヤイヤ!と拒否しまくるので両親であるぽんずとゴマだれからの給餌に戻っている2号を含め、みんな少しずつクチバシに色が出始め、キュルキュルキュル・・・と可愛い声でのぐずりも始まった。
真夜中に突然、
「キュルッ!」や
「みゃんー」
と小さな声が聞こえて目が覚める事もあって、
“寝言!?“
と飛び起きて、ついベッドで笑ってしまう。
あとで調べたら、
キンカチョウはそれぞれの個体で独自の”さえずり(=鳴き声)“を作るらしく、
”ウグイスといえば、ホーホケキョ”
のような決まった歌声ではないらしい。
大人になってどんなさえずりをしてくれるのかも、
キンカチョウを飼う大きな愉しみなのだ。
ちなみにお父さんのゴマだれは、シブい顔立ちに反して
「ぱきゅーん、ぱきゅーん♪」
となかなか個性的な歌を歌う(笑)。
そんな中、ある日あることに気づいた。
分かるだろうか。
さし餌を嫌がり親元で食事をしている左上の2号だけが、
ベイビー感満載なのだ。
羽根がホワッとしているからだけではなく、
体の大きさも向かいにいる3男の3号より小さい。
気をつけて見ていると、2号は一日の中でもしょっちゅう羽の中にくちばしを突っ込んで寝る様子が見られる・・・。
少し小さいということは、他の子よりも体が弱いのだろうか。。。
おそらく、
早い時期に私からのさし餌を嫌がり親元へ帰ったので、栄養満点のベビーフードを食べている1号・3号との間に体格差が出たのでは・・・と思われる。
https://note.com/oiseauxnote/n/n4483882041ee
・・・にしても、まだまだ寒い2月。
親鳥でさえ気をつけるのに、この子は乗り越えられるだろうか。
とにかくできる限りのことをしよう。
今日も読んでくれてアリガトウゴザイマス!
photo: 2021.02.27