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渡り鳥の北帰行 25/3/3
なんとなく1時間余裕を持って家を出た
少しだけ風の強い桃の節句の朝。
頭上を飛んでいく鳥達がやけに多いぞ…?
それもみんなシルエットがデカいし
V字編隊飛行の団体がたくさんいる。
しばらく車を走らせたところで
いつもは何もいない田んぼに
たくさんのハクチョウがいるのを発見。
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しかも現在進行形でどんどん集まってくる!
腰を下ろして首を畳んでいる子もいますが
全体的になんだか落ち着きがないような…?
さらに、付近の田んぼが騒がしいと思ったら
あまり見かけない野鳥が田んぼ一面にズラリ。
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いつかの伊豆沼で凄い光景を見せてくれた
マガンの大集団でした。
5年経ってもこの思い出は色褪せないね(^^)
みんな綺麗に同じ方向を見ていて面白い。笑
この時向いていたのは概ね北東の方角。
故郷のシベリアがある方角です。
彼らは今、故郷への北帰行の真っ最中。
日本国内でのマガンの越冬の7割は
伊豆沼周辺に集中しているそうなので、
この子達も伊豆沼からやってきたのかも。
ちょっと調べてみたら伊豆沼の北帰行は
例年よりも早く1月上旬に始まっていたそう。
2月下旬まで見られるということなので、
遅めのグループだったのかもしれません。
今日の風を利用して飛び立っていくのかなぁ?
明日の朝にはもう北海道だったりして…
シベリアまで一直線で飛べるわけじゃないので、
北海道などいくつかの場所を中継しながら
故郷までの長い旅路を少しずつ北上します。
約1000kmを10時間で渡った記録もあるので、
明日の朝に北海道は全然あり得るのです。
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とても嬉しい再会でした(^^)
そして今日の空は紛れもなく鳥曇だった。
余裕持って出勤して良かった!笑