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青春を飛び越えて

22日目です。

今年のnoteの目玉となる話題です。これを書くために今年もnoteを書き始めたと言っても過言ではありません。

みなさんはg-seven LIVEというライブを知っていますか?
g-seven LIVEとは、2004年当時太田プロのイチオシ若手芸人7人によって行われていたライブの名称です。

太田プロ初のコラボレーション・ライヴの模様を収録。ブラックパイナーSOS、火災報知器、ダーリンハニー、松本光司という、若手芸人7名による笑いと感動の共演ステージを堪能できる。

CDジャーナル データベースより

好きな芸人7人によるユニットコントのライブ円盤、しかも発売元は因縁(?)のメディアカイト。
昔の作品を漁るのが好きな人間が、好きな芸人が7人も出ている、というこんな素晴らしい円盤を買わないはずがなく、いろいろあって今年の5月末に購入を決めたわけです。

ユニット自体は何度かライブを開催していたそうですが、映像として残っているのはこのDVDのみでした。ありがとうメディアカイト。

届いてすぐさま、リビングのプレーヤーに円盤をイン。
目に飛び込んできた、若かりし7人の姿を収めたOP映像。

もう、しびれにしびれました。

というのも、単独ライブなどのOPがしっかりした映像のソフトをさほど買ってこなかった人生だったので、版権楽曲2コーラス分の尺をまるまるOPに費やしているDVDを初めて見たのです。
しかも版権曲。パッケージにもしっかりJASRACのロゴマークが刻まれています。
使用楽曲は堂島孝平の「スプリング☆スプリンガー ~春に跳ぶ人~」。爽やかな曲調が7人の楽しそうな姿によく合っています。
この映像をきっかけに楽曲も好きになりました。本当に素敵な曲です。

花やしきや浅草寺の雷門を訪れているシーンがあることからおそらく全編浅草での撮影と思われますが、「古き良き街をイケイケのにーちゃんたちが闊歩している映像」だと考えると雰囲気のいびつさがちょっとおもしろかったりもします。

また、OPのときに撮影された映像は幕間映像にも使われています。
花やしきのジェットコースターに乗ったり、個人経営のお食事処で小さいテレビを見ながらご飯を食べたりする7人の姿は、まるで青春の1ページを覗いているようです。なにより花やしきでわちゃわちゃしてる7人がかわいい。

本編コントは9本。
各ネタのタイトルとざっくりした内容はこちらでわかると思います。

メンバー全員、見た目とネタのギャップが強いタイプの芸人ということもあり、シンプルな設定でありながら狂気性の高いくだりが散見されるといった濃いネタが多いです。
私の好きなネタは「美女3人暮らし」、「長嶋に一票を」の2本です。好きなポイントは私の語彙力ではうまく表現できなかったので割愛します……円盤買って見てほしいと気軽に言えないのが悲しいところ。
前者では美女3人が、後者では選挙活動のウグイス嬢が次々と起こしていく展開が非常にお気に入りです。決して山野さん贔屓ではない。

辞めてしまった方もいるので復活してほしいとまでは願いませんが、読んでいただいた方にこの7人によるユニットの存在を覚えてもらえれば幸いです。そしていつしかg-seven好きの方に出会って鑑賞会がしたいです。(フォロワーさんとのリプでも話に上がってましたね、絶対やりますからね)

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