皆んな知らずにかかってる呪いを解くには

言葉は全て呪いです。

今まで出会って人たちの色んな言葉によって、知らず知らずの内に私という存在を作ってきた。

親の呪い、親戚の呪い、友達の呪い、教師の呪い。

子供は呪いにかかりやすい。色んな人の何気ない一言で人生が大きくぶれてしまったりする。でもどんな呪いが掛かるのかは、運です。

自分ではどうにも出来ない領域に呪いは存在します。自分にはコントロール出来ないところから呪いは飛んできます。それが大人になるまで続きます。そこはもう仕方がない。やりようがない。受け止めるしかない。しかし、受け止め終わった先に人生は待っています。

人生とは自分にかかった呪いを解く作業

親から心無い言葉を言われて育った人は、自分に能力がないと思い込みます。

作ることを否定されて育った人は、作ることを辞め、人の後ろにただついて行く人になります。

でも、それも呪いに気づく時までです。

必ず気づく時がきます。

能力がないのではなくて、能力を試したことがないだけだと言うこと。

何かを作るワクワクする気持ちを、心の底に閉じ込めていたこと。

絶対皆んないつかは呪いに気づく時が来ます。

そこから人生の本番です。

カサブタをはがすような思いをしながら、色んなところに自分をぶつけて、呪いを剥がしていくんです。

その作業で本当の自分を作っていく。

そこから先は自分で作った「自分」です。呪いのせいではない、自分の手でこしらえた、自信を持ってこれが「自分」だと言える自分。

「私は呪いに流されずに、呪いとちゃんと闘った」

もう少し歳とったら、そう言う風に言いたい。

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