追い詰められると風船を飛ばす
こんにちは、ながなりです。
今日は「風船と汚物」についてお話ししたいと思います。
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先日、北朝鮮側から風船に汚物を付けて韓国に飛ばされているというニュースがありました。
こうゆうことは過去にもあったことのようで、朝鮮半島の緊張を思い起こさせる出来事です。
風船に家庭ゴミや生ゴミ、廃棄物などが詰められ、街に落ちてくるというものです。
これは、いわゆる「風船爆弾」と呼ばれるモノですかね。
わたし達日本人にとっても無関係ではありません。
第二次世界大戦中に、日本も同様のことを行っていました。
日本からアメリカに向けて風船に爆弾をつけて飛ばし、歴史に記録が残っています。
当時、日本からアメリカに飛ばされた風船爆弾は約9300個で、そのうち約3%の285個が到達しました。
さらに、その多くが不発だったため、実際の被害は少なかったそうです。
アメリカ国民の被害は、6人が怪我をし、2件の山火事と1件の電線切断が起きたぐらいでした。
この風船爆弾作戦は、当時の日本軍の頭脳によって実行され、平均60時間かけてアメリカに到達しました。
その背景には、当時の日本の必死さがあったと思います。
今回の北朝鮮から韓国への風船爆弾も、北朝鮮の不満や問題が影響しているのかもしれません。
汚物の入った風船爆弾が韓国に届くというニュースは、非常に汚い話ですが、それだけでなく緊張が高まっていることを示しています。
というわけで
北朝鮮から韓国に向けて飛ばされている風船爆弾についてのお話でした。
それではまた!
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