マインドフルにコンテンツを視聴する
昔から漠然と思うことがある。
アニメや音楽、映画を観るとき、
あからさまな感動的なシチュエーションや雰囲気作りで、
こちら側がどう感じるかを一方的に
誘導されるようなシーンになると一気に冷めてしまうみたいなところがある。
作者は明示的にそのような構成にしているのではなく、自分が一方的に思っているだけかもしれないが、(だとしたら性格悪ぃ〜笑)
なんか冷めてしまう。
昔から漠然と思ってたけど。
逆にいえば、このシーンはどう感じるかは貴方次第。
みたいな作りにはとても惹かれる。
淡々と情景を映して、このシーンの意義、結論、終着点は受け取る側に委ねるしかない、みたいなもの。
イメージだけど、映画の中のセリフのない風景と後ろ姿だけを映すシーンみたいな。
また、うっすらこう思っとけなシチュエーションにしといて、実はこうとも取れるけど、決めるのはあなた。みたいなものにもすごく惹かれる。
例えば、parkwaydriveというバンドのhorizonというアルバム。
アルバム通して疾走パートが多くボーカルもブチギレていらところから、激しい怒りを疾走パートに乗せいているアルバムとわかる。
この4曲目のcarrionという曲、一聴すると疾走してないし美しい曲のように聞こえる、
でもアルバム通した一リスナーの俺からしたら、
一番怒ってる曲なんじゃないか?
と思う。
なぜかというと、本当の怒りって、感情的になって周りにエネルギーを放出するのではなくて、どうしようもない、、、みたいな嘆きのニュアンスが含まれているほうが、本当の意味で深いところでブチギレているんじゃないか。と思う。
話を戻すと、carrionは
それを具現化したようにも思える。
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