短文でもいいじゃない。
文章を書こうと思うと、ついつい長い文章を書こうと思ってしまう自分がいる。
その気持ちは大切にしたいと思う一方で、短い文章にマイナスイメージを抱かないようにしなければ、とも思う。
noteを書き終わって、「200文字で終わっちゃったし、公開しなくてもいいか…」という思考が浮かんだ時に、そんなことをふと考えた。
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短い文章を書くのは難しい。
愛をこめて書き綴った言葉を刈り取っていくのは、なかなかどうして難しく、精神的にもつらい作業である。
その究極にあるのが「詩」なのだろう。
美しい詩の言葉には、書き手の愛や思考が凝縮されている。
これ以上ないくらいに研磨された言葉だからこそ、生み出せる美しさがある。
…ほら、また長文を書き始めている。困ったものだ。
長文には長文の良さがあり、短文には短文の良さがある。
どちらも書けるのが理想かな、とは思うが、道は険しい。
いつか、自分が「詩」と認められるほど洗練された言葉を綴ってみたいものだ。