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虎と龍の愛について

12月も今日で30日となり今年も残すところあと1日。
休みの日は以前も書いたが、午前中はできる限り運動することにしている。
今日は天気も良く自転車で20kmほど走った。ロードバイクは冬は辛いので、最近は折りたたみで寄り道しながら走る事ばかり。
書店や文房具店、スポーツ用品店、海など激しく寄り道しながら走ると距離は全然稼げないが、ほどほどの運動量にはなる。

そんな書き出しなのだが、自分は廃ゲーマーでもある。
去年までは毎年1800時間ほどゲームをしていた。
1日平均5時間だから狂ってる。今年は一気に減ったがそれでも700時間程度はやった。

その中で今年の最高のゲームは間違いなく

「龍が如く7 外伝」だ。

この「龍が如く」と言うゲームは2005年にリリースされてから、ナンバリング作品とスピンオフ作品含めて20作近くリリースされている。

主人公の桐生一馬は「堂島(組)の龍」と呼ばれる、元極道。孤児院出身で、自らも孤児院を陰ながらサポートしている。

シリーズ通して命懸けで孤児院やその他の人を守る姿に胸を打たれる。現代版のタイガーマスクだ。

それがなぜ今年のベストゲームなのかというと、今作で桐生一馬の人生に一つの区切りがついたからだ。

ネタバレは避けたいので詳しくは書かないが、彼が心から守りたかった子供達が巣立って行く姿に、涙なしではいられなかった。18年もの歳月をかけてゲーム内の子供たちが巣立っていく。

シリーズ一作目から触れて来た自分としても感慨無量だった。

そして自分の夢と桐生一馬の夢が重なっている事が何よりもこのゲームを好きにさせた理由だ。

タイガーマスクと桐生一馬、虎と龍。強さの象徴とも言うべき二人が守りたかったのは小さな愛だった。

オススメのゲームだ。

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