見出し画像

なかなか出来ないお子さんも大丈夫。

こんにちは。
追い風メーカーの中村ゆかりです。

大学の寮に入っている娘と
時々電話して、話します。
内容は彼氏との恋愛相談だったり、
友達のことだったり、
自分の生活のことだったり、
様々です。

それで、よく同じことを
言う事があります。

「人って、フォーカスするモノを得る
じゃん?」
と言うと、
娘は、
「あ~~、そうか!
それ何回もお母さんに言われてるのに…。」
と自分自身にがっかりする様子。
(何に自分がフォーカスしているのか、
ということに気付くと、解決策が
見えてくることが多いのです)

でも、何回も言われても良いのです。
なぜかと言うと、
私達は少しずつ成長していくものだから。

ちなみに、
学びには4段階ある、と言われています。

1.知らないし、できない

・「自転車に乗ること」に例えると、
「自転車って、何?」という状態。

2.知っている、わかっているができない

・「自転車ね。知ってるけど乗れないの」
という状態。

3.意識すればできる。教えられる

・「自転車乗れるよ!こうやって乗るの!」
と教えることができる。

4.意識しなくてもできる。習慣、プログラミング

・意識しないでも自転車に乗れる。通勤、通学などで習慣になっている。

+α.意識しなくてもできるし、意識して更に深くできる。
客観的な視点を持つことができる。

・「呼吸」に意識し、更に深めて呼吸する。(呼吸法)
・「自転車」体力を使わず楽に漕ぐことができる。

学びにはこんなステップがあります。
これらのステップを何回も繰り返し、
ステップアップして行きます。

ですから、一度で出来なくても
良いのです。

これは行動する本人としても
知っておいた方がよいですが、
(一度でできなくてもあきらめずに
がんばることができるから)
教える側も是非知っておくと
良いことです。


根気よく何度でも教えることが
必要なのだ、と理解していると、
「この前言ったよね⁈
何回も言わせないでよ!」
と怒ったりすることも
ないのです。


教える側が諦めないこと

が子供の成長に大切なことですね。

先日、私はうれしいことがありました。
出かける時に、帰ってくるのが
夕方になるので、洗濯物が
取り入れられないなぁ、と
思ったのですが、
息子は受験勉強で忙しいので、
「ま、いっか。
後で家の中にちょっと干せば
良いし。」
と思って出かけたのです。
(いつもは「3時ごろには
入れてね!お願いね!」などと
しっかりお願いしていたのです)

帰って来てベランダを見ると、
息子が取り入れてくれていました!
「え⁈もう暗いのに干しっぱなしじゃん!
と思ってさぁ」
と、気が付いて入れてくれたのです。

今までは
「言われなかったからしなかった~」
と言う感じだったのに。

「言われたらできる」状態から
「言われなくてもできる」
ようになったのだな!
と、とてもうれしく、
「忙しいかな、と思ってお願い
しなかったんだけど、
助かった~!ありがとう、
よく気が付いたね!!」
と感謝しましたよ。

受験が終わって大学生に
なったら、一人暮らしを
することになっている息子。
身の回りのことも自分で
しなくてはいけません。
この調子なら大丈夫そうだな、と
うれしく思いました。

それでは今日の質問です。

お子さんに言ってもできないので、諦めていることはありますか?

どうやったらお子さんがやりやすいか、
工夫してみましょう。

パートナーシップについて
ここでしか言えない話を発信中↓


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集