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自分の名前で仕事するということ…。

私がなぜフリーランスになったのか、そのきっかけと、指名でお仕事を頂けるようになるまでを書いてみます。

自分の名前で仕事をするということに向き合う

まず、自分の名前で仕事をするっていうのはどういうことかというと、「あなたにお願いしたい」「あなたから買いたい」って言われるということです。

フリーランスであればイメージつきやすいと思います。「●●さんに仕事をご依頼したいです」シンプルにこれです。

実は会社員であっても同じです。車のディーラーや、保険の営業マン、不動産仲介、美容師などなど、商品や扱うサービスは同じでも、消費者の目線で考えてみたら誰が扱ってるかって大事じゃないですか?

私はフリーランスが会社員より偉いとか、逆に会社員より下だとかそういう事は思っていません。人それぞれ活躍のフィールドがあると思います。でもその中で、仕事に誇りを持っている人はとても好きだし、営業される時はこの人から買いたいかどうかで判断しています。

会社の看板で仕事していたあの頃・・・・


私が、これを意識し始めたのは、大手メーカーの会社員時代です。かれこれ10年以上前。

当時の私は尖っていて、大手の看板で仕事をさせて頂いている事にも気づかずに自分は仕事が出来るんだと勘違いしていました。(お恥ずかしい限り)

何故勘違い出来たかというと、私は商品企画の仕事をしてたのですが、打ち合わせに来る商社の人も、材料メーカーの人もみんな若手の私にペコペコしていたし、「是非一緒に仕事させてください。」と言われていたからです。

でも途中で気づきました。あぁ、この人たちは私と仕事がしたいんじゃなくて、会社と取引がしたいのか…。と。(生意気にも傷つきましたwww)

私はこの会社の歯車で、私がいなくても会社は回るし、価値がない人間なのでは…と自暴自棄になりよく一人で酒を飲みながらバーのマスターに愚痴っていたものです。

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ちきしょー--め

※自分がいなくても回るほど会社の人事制度が整い、教育や仕組がちゃんとしている会社で働けていたことに感謝できるようになるのはそこから10年後ですw


その時に「自分の名前で勝負したい!」「私に価値を感じて欲しい!」と思いました。

とは言え、大企業で仕事していただけの私にいきなり起業するスキルも頭もなく、しばらく悶々としていました。


はじめて指名された仕事とは…


私が、ない頭なりに考えて始めた仕事は水商売です。
祇園でホステスをしていました。お酒は好きだし、おじさんも好きだったので、向いてるんじゃないかと思いました。

自分が商品なので、文字通り指名で仕事がきます。


最初は、ママのお客さんの顔と名前を覚えるだけで精一杯。

次にお客さんが普段何を飲んでるか、仕事や、趣味を覚え、相手に興味を持ち始めると、だんだん会話のテンポ、好みの服装、好きな食べ物、クセが頭に入り一緒にいると居心地が良いと感じて貰えるようになりました。


初めて指名でお客さんが来た時は本当に感動しました。飛び上がるくらい嬉しかったです。

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わーいご指名だ!

私を指名してくださるお客様は水商売用語で言う所の”太客”と呼ばれる方が多かったのですが、なぜ指名されるようになったかというと、相手が求めている価値を提供出来たからです。

物怖じしない性格が功を奏しました。
年商何百億の会社の会長さんも、年収400万のサラリーマンの方でもお店に入れば酔っ払ったおじさん(=お客様)で私からしたらみんな一緒です。

どこに行っても気を遣われ、ヨイショされる大物は「●●ちゃん、ちょっと仕事しすぎちゃう?」くらいのノリが意外と心地よいみたいです。
”おもろい女”として沢山可愛がっていただきました。

ボトルを入れてと自分からお願いした記憶もほぼないです。「なんならボトル入れさせてあげようか?」とすら思ってました。(すぐ調子に乗る)

「ボトル入れて欲しい?」とお客さんに聞かれる事もありますが「●●さんが私とまだ楽しい時間を過ごしたいならどうぞ♪」という感じでした。

おかげさまでクリスマスにシャンパンを鼻から噴くほど頂きました。
通称:イブにシャンゲロタクシー血まみれ置き去り事件を起こすのですがその話は割愛します。いつもクリスマスになるとトラウマで鼻の奥がつーんとします。

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自分で売り上げをつくるという経験を通して、自信を少し取り戻し、今度は自分と仕事したいと言ってくれる人と仕事をしよう。

そのためには自分がそう思われる人間にならなくては!と改めて腹が決まりました。来てくださっていた社長さんたちも早く独立して働けと背中を押してくださいました。

指名された時のポイントは
・相手が何をしてほしいか考える
・お願いしない。
これは何度も初心にかえって大事にしようと心がけています。

水商売って奥が深い。


フリーランスになってまた指名されない日々…。

そこから紆余曲折あり(割愛)

フリーランスになってまた指名されない、案件がない日々が続きました。
え、なんでホステスで指名されてたのにw

おまけに、妊娠して、貯金3万円しかなかったです。
崖っぷちという言葉があるなら、ここで使うかなという状態でした。

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何故指名されなかったのか、なぜ案件が獲れなかったのか、今振り返ってみると、集客するためのメディアを持っていなかったからだと分かります。

なんか勝手に案件は舞い込んでくるものだと思ってました。(バカなのか)
水商売の時はママという紹介者がいたし、お店というメディアがあったのです。

フリーランスなり立てで私が持っていたのは誰が見るんだっていうHPと紙の名刺くらいなもんでした。

あんなに水商売の時はお願いしないと誓ったのに、あっさり「仕事くださいっ」てお願いして仕事を貰った時期もありました。(背に腹は変えられぬ、何でもやるさw)

そんな時に「メディアの仕事してみる?」と天才に拾われ、今はメディアのコンサルティングの仕事をしています。人生ってわからない。


メディアを実践を通して学び、案件獲得へ。


メディアと聞いたらテレビの仕事かと思うくらい何も知らなかった疎い私です。
そこからは死に物狂いで、記事メディアやSNSなども運用してみることにしました。とにかくまずやる。

ブログを書いたりSNSをするのは、元々嫌いじゃないので、やり出したら意外とハマりました。ぽつぽつ運用の仕事も入るようになり、Instagramは立ち上げから1年で万垢まで育てた事もあります。

自分のアカウントも頑張って運営してみると、SNSがデジタルな名刺の役割をして、ちょこちょこ指名でお仕事も頂けるようにもなってきました。
メディアコンサルタントのお仕事も有難い事に頂き、クライアントの成果を出すお手伝いをしております。

これはメディアを活用して、しっかり価値を伝えていくを実践したからだなと自負があります。

フリーランスの人たちや事業をやっている人に、私が教わって出来た事を伝えていければいいな…。と思い2020年にメディア集客スペシャリスト講座を開講しました。

どうやってメディアを活用して指名をとっていくのか?のノウハウはこちらの記事をどうぞ▼

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実際案件獲得した事例の紹介もまた更新しますので、興味があれば見に来てくださいまし。

最後に、ちょっと告知(興味があったら…)


メディア集客スペシャリスト講座では、自分の名前で勝負していくために、じぶんメディアを活用しながら実践を通して集客プロセスを体験できるカリキュラムを提供しています。

※Howtoやテクニックの講座ではないので、あしからず。

私自身がそうだったように、実践的に学ぶ事がこの講座のひとつの価値であり魅力でもあります。

例えば、水泳の教本でフォームや水の抵抗について学んでも泳げるようにならないでしょう。水に入って息継ぎ覚えて、バタ足して進む感覚掴むしかないんです。メディアも同じです。

・今はスキルマーケットやクラウドソーシングサービスに頼っているけど、自分でも集客してみたい!

・フリーランスになって私と同じように崖っぷちに立たされているw

・会社員だけど、副業してみたい

・組織の中で、じぶん自身(個人)が価値をつけてサービスを伝えて売り上げを上げていきたい。

こんな方は是非、体験講座にお越しください。

メディア集客スペシャリスト体験講座-吉田-|ギルドプロジェクト (4)

じぶんがメディアになる時代!!じぶんの名前で勝負していこう!!


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