点と点がつながる日
「夢の叶えあいっこ」と言う相互支援のコミュニティを作っている、たちおです。
「夢の叶えあえっこ」は、
互いの夢を叶えあう相互支援のコミュニティです。
本当の意味での理解とは何かという話です。
ぼくは、名言集や格言集といった、先人が残した言葉を集めてまとめた本があまり得意ではありません。
得意ではないというのは、なかなかそこから得られたものが、身体に染みつかないからです。
昔はむしろ好きで、よく買って読んでいました。
自伝書や人物史等の本は、読むのに時間がかかるため、お手軽に大事なところだけまとめてくれている名言集はお得だなと思っていました。
しかし、今まで読んだ名言集、格言集に書かれている内容で、本当の意味で心に残っている言葉はあまり思いつきません。
スティーブ・ジョブズ氏の
「コネクティング ザ ドッツ」という言葉を知っていますか。
・将来のことを見据えて、点と点をつなぐことはできない
・できるのは、後からつなぎ合わせることだけ
・だから、今やっていることが、いずれ人生のどこかでつながるだろうと信じるしかない
恐らく、何かの名言集で知った言葉だったと思います。
これを読んだ時の感想は、
結局未来はわからないから信じるしかないってことね。
ってぐらいでした。
名言集に書いてある少ない文字から、ぼくが受け取ることができた内容は、それぐらいだったんです。
ぼくは、無駄なことが嫌いで、貧乏性な性格だったので、
将来何の役に立つかわからない事に打ち込むことは無駄な事だととらえ、
頭に入ってきませんでした。
今思えばお手軽に、お得に、いいところだけをつまみ食いできる名言集は、
当時の僕にとってはかなりニーズにあった商品だったのでしょう。
コネクティングザドッツと言う言葉を知ってからだいぶ経ってから、
スピーチの全文を読んでみようと思う機会が訪れました。
スピーチの全文と読むと、
自分の興味と直感に従った結果出くわしたものの多くは、その後、お金に換えがたいものとなった。
とありました。
これが、カリグラフィーの話につながるのですが、
自分に目を向けてみました。
自分の過去に取り組んだ事の中で、
その時は意味を見出せなかったが、後になって役に立った事はないか思い返してみました。
するとまさしく、自分が興味を持って、能動的に、一生懸命取り組んだものだけが、今でも自分の行動や意思の決定に関わっていることがわかりました。
かくして、遠回りすることが一番の近道であり、無駄な事かもしれない事でも、のめり込んで、取り組むことが最大限の近道であるのではないかということが身に染みて実感できました。
これは、当時の自分にとっては名言にならなかった言葉が、名言になった瞬間で、
本当の意味で理解したと言うことになったと思います。
ここに至るには、
ずっと自分の興味のある事に対して、全く離れずに関わる事を続けてきたから、かなと思います。
当時から全く違うところに関心が向いていたら、スピーチの全文を読もうと言う気持ちにもなったし、
逆にもっと深く知りたいと興味をもっていたら、もっと早くこの事に気がつけたかもしれません。
これも、点と点がつながった事の一つと考えると、コネクティングザドッツという言葉は偉大だなと思います。
知ろうとし続ける事
自分だったらどうかと、自身に重ね合わせて考える事で、
「あの時のあれがつながった」と思える経験をたくさんしていきたいものです。
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