【ひとこと映画感想】ドライブアウェイ・ドールズ
ビッグ・リボウスキの監督であるコーエン兄弟の弟単体の初監督作。
下ネタだらけで、しょーもない演出も多いですが、バカにはできない、ある種の品はあったと思います。
下らなさに誠実。といった印象です。
謎であるスーツケースの中身が何となく予想できたり、唐突なバイオレンスもありますが、会話とキャラに魅力があるので、なんとなく満足してしまいました。
終盤、とある物が夜空をバックに宙を舞うシーンはビッグ・リボウスキの耳を食いちぎるシーンを彷彿とさせますし、それ以外の雰囲気もどことなく似ているところがあります。
二回観る気は起きないですが、楽しめました。