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DIY発酵機

僕が実際に使用しているDIY発酵機を紹介します。
これを使っている理由は、自由にサイズが選べて安いからです。

必要な道具は

  • メタルラック ¥6000くらい(通販サイトかホームセンター)

  • メタルラックのふた2枚 ¥3400くらい(通販サイトかホームセンター)

  • 透明フィルム ¥3000くらい(ホームセンターのテーブルに使うフィルム)

  • サーモスタット ¥4500くらい(通販サイト)

  • 小型ヒーター ¥5000くらい(家電量販店か通販サイトなど)

  • 留め具 ¥100(百均)

  • S字フック ¥100(百均)

合計約¥22,100。

最初に作り方を説明します。めっちゃ簡単なんで。
メタルラックを組み立てて、サーモスタットを繋げたヒーターを中に置き、留め具で固定した透明フィルムで周りを囲んで一番上と下に蓋をして完成です。

それぞれの道具の説明をしていきます。


メタルタック


メタルラックはお店の規模や商品、生産量、厨房の形など様々なニーズに合わせて好きなサイズを選べるのが良い点です。頑丈ですし組み立ても簡単、段差も調整できる。素晴らしい。言うことなし。
僕が使用しているのはこちらのサイズです↓



保温性を高めるために最上段と最下段に蓋をします。
ちなみに僕は、最下段には蓋をせずにレンガを敷いて保温性を高めています。もしよければ参考にされて下さい。
レンガはホームセンターで、ひとつ¥120くらいで売っています。


透明フィルム

こちらも熱を逃さないことがメインの目的です。ホームセンターに行くと透明フィルムはロールの状態で売られているので、好きな長さでカットしてもらえます。一番重要なのが厚みで、厚くすると保温性は高まりますが価格も高くなります。厚みのある方が電気代が安くなると思われますが、厚くしすぎると曲がりにくくなるので開け閉めがしづらくなります。
ちなみに僕は0.5mmを使用していて問題なく使えていますが、もうちょっと分厚くても良いかもです。


サーモスタット


サーモスタットは、例えば20℃以上25℃以下の範囲で設定しておくと、20℃を下回ると自動的にヒーターのスイッチが入り、逆に25℃を超えるとスイッチが切れるという便利グッツです。発酵機の中に温度測定器を入れておくだけで、勝手に温度管理してくれます。これである程度一定の温度を保つことが出来ます。


小型ヒーター


加熱方法は難しい問題です。どれも一長一短なので、家や実家にある使っていないヒーターでいいのではないかと思いますが、一応僕なりの考えを書いておきます。

・ファンヒーター:空気を循環させてくれるので、庫内の温度のムラは少ないです。灯油を使用しないセラミックタイプが良い。さっとネットで調べてみましたが、最も電気代が高いらしいです。
・ハロゲンヒーター:僕はこちらを使用しています。理由はちょうど良いのが家にあったから。。。
加熱が強力なので、近くに生地を置いてしまうと一気に発酵してしまいます。小さめのものを使用しある程度距離をとることが大事で、さらにこまめに場所を入れ替えたりしています。比較的電気代も高めです。
・オイルヒーター:暖まりは緩やかですが、その代わり最も安定して温度を保つことが出来ます。こっちに変えようかなと思っています。

どのヒーターを使用するにしても、置く場所によって加熱ムラがあるので定期的に生地の場所を入れ替えることが重要ですね。


留め具

S字フックのように引っ掛けられて、洗濯バサミのように挟めるもの。


S字フック


サーモスタットを引っ掛けるため。

実にシンプルですよね。
僕は1番下にヒーター、2段目は空けて3段目に生地を入れて使用しています。熱源から距離を取らないと、一番下に置いてある生地が加熱され過ぎてしまうからです。


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