流行語で遊ぶ
オホーツク。です。
今回は大学の授業の一環で作成したものになります。
前回は風刺画を取り扱うことで、目まぐるしく変わる現代を一回立ち止まって考えてみるということを試みました。
そして今回。
何かしら自分で作りたいと強く思ったので、いろいろと考えを巡らせました。
絵や写真を撮るということも考えましたが、普段そういうことをしていない自分にはハードルが高いように感じられたため断念。
そんなとき、数年前に見た新聞広告が脳裏によぎりました。
新潮文庫の100冊のタイトルで作られたコピーです。
言葉を使うのは好きなのでこれに決まりです!
小説のタイトルは極めて象徴的なもの。
それ自体が意味するところもありますが、普段使いの言葉とは異なります。
その言葉たちをくっつけることで、普段使いの文章に落とし込んでいるのです。
作品の雰囲気まで考慮して当てはめるというよりも、語感や字面通りの意味を使って文章を紡いでいるところに魅力を感じました。
この軽いけど圧倒する感じを出して文章を創る。
そこまで決めてからテーマ決めです。
今という時代を「立ち止まって考える」という根本は引き継ぎたいと考えたため、
過去5年の流行語ノミネート語を使って文章を創ることにしました。
小説のタイトルとは異なり一つ一つがキャラ立ちした言葉たちです。
そういう面では難しさもありました。とりあえずやってみるということでやってみました。
完全に自分の感覚だけで、言葉の意味を意識した文言もあれば、語感だけを意識した文言もという形です。
2020年
完全にデザインさえも本家のものを拝借するという、クリエイティビティの欠片もない2020年版です💦
2019年
2018年
北海道胆振東部地震のブラックアウトのイメージからこのカラーです。
2017年
2016年
色に意味がある年もあれば、ない年も。
模様に意味がある年はほとんどない。
ですが、どこか象徴的にその時代を表している気もします。
自分の当時を思い浮かべて、今を捉えなおしたいと思います。
皆さんもぜひやってみてください。
では。