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親子のありがたみと複雑さ

おはようございます☀
今日は雲の隙間から晴れ間が見える九州。
昨日までの涼しさから一転、気温30度を越す予報です。

さて、小3の娘はこの夏休み、九州からわたしの実家のある東北のおばあちゃんの家に遊びに行っていました。

帰りはおじいちゃんおばあちゃんと一緒にこちらへ帰宅。

現在わたしの両親が我が家に滞在している状況です。


両親との生活。

生まれてから22歳まで実家にいたわたし。

大学までは東北でぬくぬくと過ごしていました。

東北と九州と距離が離れているので、どちらかに滞在するときは10日以上は一緒にいます。

40手前の年齢になったわたし。

15年以上両親と別で暮らしているので、長い時間一緒にいると苦しくなるのは事実。

一緒にいる時には気づかなかったけれど、

うちの両親の
〇〇せねばならない、
自分が言うことが正しい、
偏見や差別に満ちた発言。

親友も、
その父の差別的発言が聞いていてツラい、
とよく話していました。

60後半の人たちは
こういう世界で生きてきたのかな…

そして酔っ払った父が
こどもたちの生意気な態度に立腹し、
手を挙げようとして
こどもがかあちゃん助けて!
とわたしに助けを求めにきました。

酔っ払うと何を言っても耳に入らず自分を正当化し、
朝になると忘れてしまう。

こんな父を見て、
母は
もう長くは来れないね…
と被害者意識たっぷりに言ってくるのも
わたしの感情を逆撫でします。

あー、書いていて苦しい。


でもありがたいところはたくさん。

孫たちの世話を焼いてくれます。
わたしたち娘夫婦の世話も焼いてくれます。

言いたいことはあるけれど、
こんなにゆっくりさせてもらえてるのは両親のおかげ。

やっぱり九州の甘めの味付けより母の味がとても美味しく、安心します。

高校生の時、友だちと夜遅くまで遊び呆けても、あまり多くは語らず、夜遅い時間は気をつけて、と見守ってくれていましたし、

危なっかしいことをしていることにも気づいていたと思いますが、わたしが自分で気づいてやめるまで、余計なことは言わずに見守ってくれていました。

わたしが大学を卒業する時、親戚からは反対されましたが、わたしの選ぶ道だからと反対せずに関東に行かせてくれました。

これらを書き綴るとすごくいい両親ですね〜笑

わたしもこどもたちにとって、こどもを信じられる親でありたい。

昨日と同じネタになりますが、
ピース又吉さんのYouTubeチャンネルで、
ヘルマンヘッセの少年の日の思い出
の解説動画を見ました。

あらすじは省略しますが、
この作品に登場する少年の母の対応も
わたしの理想です。

少年が犯した罪を母に告白した時、
その罪を問い立てるのではなく、
罪を犯してしまった相手に事実を伝える必要があるとだけ言い、
少年が自分のタイミングで行動を起こすのを待つ。
なかなか行動に移せない少年に対し、
小声で今日のうちに行かなければなりませんよ、
とだけ言う。

責めたり無理強いするのではなく、
あくまても本人の自主性を重んじる姿勢に
母として学びたい一面を見ました。

わたしの母もそうしてくれたように感じます。(さすがに九州に嫁ぐ時の母の葛藤は激しかったようですが笑)


なのに、今は一緒にいることがしんどい。

やはり15年以上も別の生活をしていた人と生活を共にするということは、

考え方も生活スタイルも異なるので
ストレスが溜まるっていうことですね。

どんなに家のことを様々してもらい、ありがたみを感じても、長く一緒にいるのは難しいんだな、と感じました。

次に滞在してもらうときは1週間程度にしてもらおう。

わたしも実家に滞在するときはそのくらいに。

親子とはいえ、
適度な距離感を保つことが
良い関係を気づくために必要なんだと感じました。

みなさんも親子の距離感で工夫していることはありますか?
よかったら教えてくださいね☺️

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