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教育分野のICTの見本市 《関西教育ICT展》 前編 | おとなの社会見学

関西教育ICT展に行ってきました。

教育分野のICTの見本市です。多くの関連企業がブースを出して商品の紹介をし、また、政策動向や実践を紹介するセミナーが開催されます。

毎年この時期に行われているのですが、3年生の夏期講習と重なるため、退職してやっといくことができました。

会場は大阪南港ATCホールです。
本題に入る前に、[前編]ではこの場所についてお話しします。

最寄りの駅は、ニュートラム「トレードセンター前」、英語で書くとNewTram Trade Center-mae駅です。私の場合、新交通システムニュートラムへは、大阪メトロの中央線「コスモスクエア」、CosmoSquare駅で乗り換えます。

その中央線、堺筋本町駅のホームで気になるものを見つけました。

次の写真の赤い矢印の先を見てください。現在は終点であるコスモスクエアの先に何かがあらかじめ印刷されており、目隠しされています。剥がしやすくするために右上を少し浮かせてあるのもわかります。

ホームドアの案内に貼られた目隠しシール

ピンときた方もいらっしゃると思います。
そう、2025大阪・関西万博のために計画されている延伸用です。

大阪メトロのHPによると駅名は「夢洲」。シールの下には夢洲・C11・Yumeshimaと書かれているのでしょう。

いい地図が掲載されていました。↓

上記大阪メトロHPより

堺筋本町駅から16分ほどで、「コスモスクエア駅」に到着します。駅のそばには大阪入国管理局があるので手続きに行くと思われる外国語を話す方を複数見ました。エスカレータで1つ上の階に上がるとニュートラムの駅になっています。ここから「トレードセンター前」までは1駅です。

トレードセンター前駅を出るニュートラム

「新」交通システムと言っても1981年開業なので、もう40歳を超えています。正式には、自動案内軌条式旅客輸送システムと言うらしく、車両は小型で、車輪はタイヤ、そして無人運行です。

トレードセンター前駅に直結しているのが、ATC、アジア太平洋トレードセンターです。瀬戸内海を航行する大型フェリー「さんふらわぁ」の乗り場もあり、未来都市的な建物の外観とあいまって、不思議さを感じさせる景観を作っています。


ATC外観 奥に見える高い建物はコスモタワー
海側の様子①
海側の様子①

このATC、Wikipediaによると、当初の構想通りには運営できず、黒字化には大変な苦労があったようです。ちなみに、コスモタワーも大阪の中心部から離れているためうまくテナントが集まらず、大阪府が咲洲庁舎として使っています。ベイエリア開発として意欲的な建築を実現させたと思いますが、経営的に成功させるのは難しいのだなぁと思います。

さて、このATCの中にあるATCホールが、今回の会場。駅からの距離が結構あり少し迷いましたが、なんとか到着し、自宅でプリントアウトした入館証を入り口で渡されるケースに入れて首から下げ、無事入場できました。

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長くなりましたので、今回はここまで。
様々な商品やサービスについて開発者からお話が聞けて面白かったのですが、展示内容については後編↓でお伝えします。


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