半径10メートル以内のゆるーい記事と、きちんとした記事の違い。
今朝、いつものルーチンでお湯を沸かしていて、ふと「毎日おんなじこと繰り返してるなあ」と思って、まあ人生なんてそんなものかとひとりごちてたら、ちょっとまて、毎日同じ事を繰り返せるなんて素敵なことじゃないかと思えた。
油断すると、日々を普通に送っていける事に感謝しなくなる。
調子に乗ってんなあ。
入院してる時どう思ってた?こんなに何回も再発しないで、当たり前にお家でいつものように過ごせますようにって思ってたでしょ?
勝手なものだ。
ということで、今日も幸せな日。
散歩の途中で、5ー6歳の男の子が3−4歳の弟の手を引いて仲良さそうに歩いてた。
「いい?道路に出ちゃダメなんだよ。危ないからね。」
お兄ちゃんだなあ。
「だって、道路に出たら車にぶつかられて、僕たちの顔が車の窓にびっちゃってくっついて、ぐっちゃぐっちゃになるんだよ。」
そっ、そっ、そうだね。
そうだ、そうだ。
ぐっちゃぐっちゃになるよね。
3−4歳の弟の方は、このお兄ちゃんのお話をどんなふうに聞いてるんだろう。
案外と子供ってそういう単語聞いてもひるんだりしないから、面白いお話だと思って聞いてるのかもしれないね。びっちゃびっちゃの、ぐっちゃぐっちゃ。
お兄ちゃんの表現力の幅広さに脱帽だ。
しっかりお兄ちゃんと手を繋い手をつないで、道路に出ちゃダメだよ。
noteの記事を読んでたら、「今日は自分のことをゆるっと書いてしまった。こういうゆるい記事じゃなくて、きちんとした記事を書かなくちゃ。」みたいなことが書いてあった。
「!」
そうなの?自分のことをゆるっと書くのはいけない事だったのか?
今更だが、そんな事しか書いていない私はどうなる?きちんとした記事ってどういうの?
3秒でできるDIYとか、アンナ・サワイは日本人なのか?とか、アクリル絵の具を使いやすい粘度に調節するには、絵の具とお水を6:4が使いやすいとかそんなことか?
あっという間に終わるじゃん。
あーーー、じゃあ、紙もの(版画とか、水彩とか、写真とか)を額装する時は、作品の下に中性紙を一枚挟んで密閉すると、紙にカビが生えにくくなるし、変色しにくくなるとか。
その時、作品を固定するテープも無酸性のものを使わないと、作品がそこから痛んでくるよとかそういう事だな。
これをもっと丁寧に、これ使ったらいいよって付け加えると、完璧なきちんとした記事になるんだろうか。
ニッチすぎるか。
アンディ・ウォーホルの版画を買った時、エディションが9しかないレアもののスペシャル・エディションだったにもかかわらず、アクリルケースに作品を浮かせた、ようは立体額装ってやつなんだけど、裏を見たらガムテープをこう、くっつくほうを外側に輪にした状態で、作品がくっつけられてた。
見た瞬間、恐怖で震えたね。
なんて事してくれてんだ。
みんながそうだとは言わないし、アメリカのおおらか主義はいいとしても、これはダメ、絶対。
ということで、やり直した。
すでに、ガムテープがくっついてたところが、うっすら茶色くなってた。
危険だよな。
でも、それを綺麗にできる技も持ち合わせてるから、こういう時に役にたつ。
その技を詳しく書くと、これもまた、きちんとした記事になるんだろうか。
ニッチすぎるか。
きちんとした記事かあ。
なんか、そういう視点で考えると、お仕事みたいになっちゃうなあ。
だから、ゆるっとした記事でいいや。
だれかに怒られるわけでもないしね。
しかし、ヨドバシカメラってすごくない?いつもはなんでも売ってるAmazonで、買ってるコーヒーフィルター(10個セットで便利)が売り切れてたから、昨日のすでに夜の10時過ぎに、頼んだんだんだけど、今日のお昼には持ってきてくれた。それも3個だけなのに。
さっき、玄関に来てた人って人間なんだよね?
どういう在庫管理で、どういう受注システムで、どのくらいの時間働いてるんだろう。交代制としても夜間でも対応する人がいるんだろうか。
梱包してあったから、それは人間がしてるんだよね。
以前、1商品だけだったら持って来てもらうの悪いなあと思って、必要な物をついで買いしておこうと、2−3点増やして頼んだら、別々の梱包で別々の配送の人が来て、余計に悪かったなと思ったから、1個からでも頼んでいいよって書いてあるんだから、今は必要なものだけ頼むようにしてる。
今日もこうやって半径10メートル以内のゆるーい出来事で締めくくってみました。
あっ、岡本和真2試合連続ホームラン!
これで、いっきにいい記事になったね。