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大きくバイバイするちっちゃい手。本当に見たんだ。

アレクサに「クリストフ・ポッペンをかけて」と言ったら、少し間をあけて(本当に少し間があいた)「Apple Musicを再開します」と誤魔化して唐突にマイリー・サイラスのフラワーをかけてきた。

嫌いじゃないよ、いい曲だし好きだよ。でもクリストフ・ポッペン聞きたい気分の時には、それは違う。ちゃんとプレイリストに入れてるだろー。

もしかしてアレクサはそっちが聞きたかったわけ?
Siriだったら聞き取れなかったらもう一度言うように促すけれど、アレクサは自分なりになんか考えてのことだったんだろうか。どっちが頭いいんだか。
まあ、面白いやつだ。

これね、これ。この間はかけてくれたじゃん。
クリストフ・ポッペンのアレンジがいい感じにかっこいいです。

仕事がきてた。
迷惑メールを適当にガンガン消してたら、それも一緒に消してた。危ない、危ない。わざとじゃないよ。ゴミ箱からレスキューした。

迷惑メールっていうのは、どのくらいで学習して来なくなるんだろう。
最近、男性機能の向上みたいなタイトルのメールが来るんだけど、朝から見たくない単語が書いてある。

この単語がタイトルに入ってるメールは全部いらんってすればいいんだろうけど、いつも他のことにかまけて忘れちゃって、結局、朝「ちっ」って思わなくちゃいけない。
「アレクサ、リマインダーに例のメールが来なくなるようにするって入れて」

ということで、ここからはHush Hush。
うっそっ。っていう感じで読んでもらって構いません。

バスに乗ってお出かけ。
私が座った席の並びの一番前の席に3歳くらいの子供ちゃんが座った。
1人でできるもん世代なのか、お母さんは通路を挟んだ反対側の席に座って、通路越しにバイバイとかしながら楽しそうに乗っていた。

その親子が降りるバス停が来て、お母さんと仲良く手を繋いで降りて行った。
親子が降りた後、その子が座ってた席からベージュのシャツの袖とその子と同じくらいの子供の手が出てきて、そのお母さんと降りていった子にバイバイした。
子供だから背もたれ越しには、そのバイバイした腕しか見えなかった。

私は「えっ、お兄ちゃんかなんかと一緒に座ってたんだ。一緒に降りなくていいのかなあ」と思って見ていた。

バスがゆっくり動き出して、バスを降りた男の子はお母さんと歩いて行きながら振り向いて、その席に座ってる子に大きくバイバイした。

バスに乗ったままの子はバスに慣れてて、この後習い事とかおばあちゃんちとかなんかにそのまま行くんだろうなと思って見ていた。

バスがゆっくり動き出した次の瞬間、後ろからスタスタ前の方に歩いていった女性が、なんの迷いもなくその席に座った。
「えっ!」子供が潰れちゃう・・・。

真昼間、そしてまだ夏にもなっていないのに、私は何を目撃してしまったんだろう。お母さんと一緒に降りた男の子も振り向きながら大きくバイバイしてたんだよ。背もたれ越しにベージュの袖とその子と同じくらいの手が出てきて、男の子にバイバイした。確かに見たんだ。

白昼夢だろうか。

その後、その女性が降りるまでその席から目が離せなかった。

秘密にしてね。頭がどうかしちゃったんじゃないの?って思われそうだから。
でも、書かずにはいられない。見ちゃったんだもの。何かを。

あの席だけ時空が歪んでたんだろうか。
それともどこかとつながっちゃってたんだろうか。

あの男の子の、今日の自分と明日の自分がいっぺんに座ってたんだろうか。
うーーーーん。

金曜までお仕事の皆さま、お疲れ様でした。
お花見でもして羽目を外して楽しんでください。
良い週末を!










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