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アンディ・マレー引退。
テニスの話題が続く気がしてるけど、BIG4の一角をになってきた、不屈の闘志を持つアンディ・マレーがこのウィンブルドンでコートを去る。
大腿骨に大きな怪我をしても、それを克服して戦い続けていた。
手術の時にはレントゲン写真をSNSにアップして、自分ではそんなつもりはなかったのに、大腿骨の画像と一緒にその近くにある大切な部分を世界に発信して、発信した後、見た人たちから「写ってるよ☆」って教えてもらった、お茶目なマレー。
プレースタイルは守備範囲の広さと、どんな位置からでも打てるカウンターショット。自分のコートに入ってきたボールをとにかく拾いまくって、次の瞬間相手のコートにウインニングショットを放つ姿は圧巻だった。
You made us dream.
— Wimbledon (@Wimbledon) July 4, 2024
You made us believe.
You made us cry.
And you made us proud. pic.twitter.com/yNsnkEsEhc
誰にでも、区切りは来るんだと思う。
もっともっとコートでの姿を見ていたかったけれど、普通の人からしたらまだまだ残りの人生も長いし、いくらでも好きなことができる。
いろんな重圧(その重圧も好きだったとは思うけど)から逃れて楽しい人生を送って欲しいな。
これでBIG4はジョコビッチだけになった。
すごい時代だったんだと思う。
同じ時代にあの4人がプレーしてて、他の人たちはその牙城を崩そうと必死に挑んで戦った。
そしてあの4人の間でも過酷な戦いが繰り広げられた。
2013年、獲れてなかったウィンブルドンをジョコビッチを破って獲った時は泣けたもの。
2016年に2度目のウィンブルドン優勝と、ファイナルでも優勝を決めBIG4の他の3人を抑えて悲願の世界ランク1位になった。フェデラー、ナダル、ジョコビッチがいる中での快挙。
ほとんどの人は「こんどのグランドスラムはあの4人のうちの誰が獲る?」と思って見てたと思う。
その下の世代も台頭してくる中、それでもあの4人は簡単にはタイトルを受け渡すことはなかった。
なんとなく一つの時代が終わったなあって感じがしないでもない。
あんなに華やかな時代がまた来るんだろうか。奇跡的だった気がする。
このビデオ、今日は何回見るだろう。
お疲れ様でした。
サー・アンドリュー・バロン・"アンディ"・マリー。29歳、最年少で受けた母国からの栄誉は引退しても輝き続ける。
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