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コミュニケーションを通じて

特定の人々ではありませんが、私に反応してくれる人々が、私のことを説明してくれることがあります。

私自身、自分の行動する根本的な理由を十分に理解していないことが多いのです。 それでも、私に起きる衝動は、時にふわりと、時に明快に現れます。

そして、たった一人の言葉でも、それが私に何が起きたのかを鮮明に説明してくれることがあるのです。

つまり、自分の内面的な動機や衝動を完全には把握していないことがあり、それを他者の言葉や解釈によって明確にされることがある、ということ。

表現することは、時に自分自身にさえ謎めいているのです。

反応と記しましたが、より正確には応答と言うべきかもしれません。

まるで、誰かの「応答」を通じて自分自身の輪郭を持つような感覚なのかもしれませんね。

表現とは、受け取られ、返されることで完成するものなのかも。


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