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真夏日に思うこと
今年の私は、猛暑の日に外出すると「足が攣る」という経験をしています。
普段から足が攣りやすい体質なのですが、先日、駅からの帰り道で何度も足が攣りかけ、痛みで歩けなくなりそうになりました。それでも何とか耐えて、ようやく帰宅しました。
また別の日も、帰宅途中で同じようなことが起き、更にその次の日も…。
少し遠出をするたびに「また足が攣るのではないか」と不安になります。
最近は、そんな体の状態について考えることが増えました。
私はこれまで精神性を重視しすぎて、つい自分の体をないがしろにしてきたように思います。だからこそ、「もっと自分の体を信じて、思いやろう!」と決めました。
こんな風に体を大切にしようと思ったのは初めてのことで、少し戸惑いも感じています。自分らしくないような気がして、どこか抵抗があるのです。
巷には「ありのままの体を愛する方法」についての情報がたくさんありますが、私には「方法」なんて必要ないと思えます。大事なのは今すぐ実行することです!
愛し方がわからない?――そんなの簡単です。自分の体をそのまま認めて、受け入れればいいんです。難しいことなんてありません。
ただ、難しくしているのは自分自身なんですよね。
私は「自分がすべてを難しくしてしまう諸悪の根源だ」と考えるようになりました。これは、自分の人生に責任を持ち始めると自然とわかってくることです。
かつて私は、「自分のせいで他人が…」と悩む癖がありました。それは幼稚な考え方だったなと今では思います。振り返ると、まるで「成長したくない!」と駄々をこねていた子どもみたいでした。
一方で、背伸びをして大人ぶっていた部分もありました。
そんな自分に向けて、私はこう言ってみました。
「悲嘆に暮れる日があったっていいじゃない? 大きな失敗や悔しい出来事だってあるよね。でも、それは決して珍しいことじゃないし、そのおかげで強くなれるんだよ」
自分の人生に起こる、避けたいと思うすべての出来事が、実は糧になるのだと気づきました。プラスにもマイナスにも偏らず、どちらも受け止めて選ばない生き方――そんな人こそ、本当に幸せなんだろうと考えるようになったのです。
なぜなら、いつの間にか私を苦しめていたのは「ポジティブ信仰」でした。
「自然は極端を嫌う」と言われることがありますが、この言葉が心に響きます。私は自然に反した態度で生きていたんです。無理のない、自然なあり方を美しいと感じるくせに、自分にはそれを許していなかったなんて――ああ、もったいない!