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日航123便墜落事故(事件)㊳~事故直後の新聞掲載の飛行経路図から、機の横田基地接近問題を考える

ライター・織田祐二 今回語りあいたいのは大月旋回以後の飛行経路について
相方 なにかと物議を呼ぶ案件ですね。旋回は故意に行なわれたものなのか、操縦不能の中、強風に煽られてのものなのかに端を発して、横田基地へのアプローチはあったか否か……
織田 例えば、当時の『朝日新聞』8月14日付に載った飛行経路図を見ると、基地にはまるで接近しておらず

『朝日新聞』1985年8月14日付より

相方 事故の2日後の記事ですね。あらためて見てみて、やけに大雑把な経路になっていて、なんというか、大手新聞らしくないというか
織田 うむ。ほかの新聞も一緒なら納得できるんですが、『日本経済新聞』や『中日新聞』は違うんですね

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