便利な検索機能つき電子的ノートとしてのツイッター
僕ははっきり言ってツイ廃である。手が空くとすぐにツイッターをやってしまう。
コミュニケーションツールとして面白いということ、何かつぶやくと大変気分がスッキリするというのがその理由だ。読まれるかわからないつぶやきをしても勝手に孤独が癒やされるという面もある。
もう一つはデジタルノートとしての役割だ。
僕は読書していて気になった部分があると抜粋をツイートする癖があるのだが、これはデジタル読書ノートの電子版である。紙の物理的な場所を取らない点、ローカルPCのようにその端末の寿命が来たらデータが保存されないというところがX社のサーバーでが維持される限りほぼ確保され続けるという利点がある。Xという業者がいつまであるかわからないからネット上に永遠に保存されるわけではないと思うが。
あともう一つは「検索機能」である。ツイッターで文章のキーワードを検索すれば該当文章がすぐに出てくる。この検索というつながりは非常に強力で、読書した場合の本どうしの横のつながりを強化してくれる。何かツイートで意見表明したい場合のエビデンスとしても重宝する。
かつて「京大式ノート」という知的生産の技術が提唱されたことがあったが、紙のノートよりもツイッターのほうが検索機能では優位である。
あともう一つやっているのは、本を読んだら読了ツイートをして、簡単な感想を記録しておくことである。清水幾太郎が本を読んだら感想をメモしておいたほうがいいと言っていた。それをネット上でやり、いつでも検索して取り出せるようにして、情報のつながりを確保していくことができるわけだ。