世界の目がウクライナに注がれている
ウクライナが大規模反攻に転じたのではないかと言われている。クルーグマンもニューヨーク・タイムズのコラムで第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦になぞらえて論じている。
クルーグマン曰く、第二次世界大戦は正義が悪を倒すことがはっきりとした戦いだったのだそうだ。正義とはもちろん民主主義陣営。ウクライナ戦争もロシアが絶対悪とクルーグマンは捉えているようだ。
もちろんウクライナ自体はそんなにきれいな国じゃないかもしれない。戦前のウクライナは汚職度ランキングではかなり悪い国だったし、悪名高き極右勢力もいる。それでもクルーグマンはウクライナは民主主義国であり、民主主義の大きなグループに入りたがっている仲間だとみなしている。
ウクライナ戦争の帰趨が民主主義の未来を暗示するとも考えているようだ。
ノルマンディー上陸作戦の前にアイゼンハワーは"The eyes of the world are upon you"と鼓舞したという。今回クルーグマンはコラムの題名をこれをもじってこうつけた。"The Eyes of the World Are Upon Ukraine"
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