おおKindle本よ
Kindle本は大変素晴らしい。物理的な紙の本は置く場所がなくて困っていたのだ。読書中毒にとっては神のようなアプリだ。
物理的に置く場所を取らないというだけではなく、わからない漢字が出てきたときに辞書を簡単に引くことが出来る利点もある。旧漢字の多いちょっと古い本を読むときに効果が出る。スマホのKindleアプリを使っているのだが、青空文庫もPCでなく片手で気楽に読めることも経済的にも非常にお得になった。
難点と言えば、Kindleに最適化されてない形式の本があることか。最適化されてなさで酷いものは画面の拡大さえ出来なくて、文字が小さすぎて読めないというものまである。文章のコピペが出来ない形式というのもなんとかしてほしいところだ。
それと、ハイパーテキストの特徴である注のリンクはちゃんと個別で小さなポップアップで表示されるようにしてほしい。酷いものは注に飛んでから元に戻るボタンがなかったり、違う箇所に飛ぶのは勘弁してほしい。このKindle本編集者がちゃんとKindleで読んでチェックしてないなというのが一発でわかる。
昔の本で定評のある古典ももっとKindleで読みたい。紙の本と比べて価格はそんなに変わらないのだからコストの低いKindle本にしたほうが出版社も儲かるんじゃないか?マイナーな、でも名作、いわゆるロングテール本の流通も向上するのではないか?絶版になってアマゾンでびっくりするような高額になってる本はいただけない。