アメリカは「信条の国」か「祖国」なのか
ニューヨーク・タイムズを読んでいたら、コラムでアメリカは「信条の国」か「祖国」なのかというものがあった。
「信条の国」というのは、アメリカは自由と民主主義の理念を世界に広める役割がある点を重視するもので民主党的なもの。「祖国」というのはアメリカにも土着の歴史と文化があり、共和党のヴァンス副大統領候補が主張する立場だという。
矛盾してるのは自由と民主主義を守るための戦争に行くのは、実際にはヴァンス氏のような貧しい人々で、アメリカは「祖国」であると考える人々だというところだ。
日本にしてみればアメリカは「信条の国」として国際的な役割を重視してほしいところである。
もちろん、アメリカ人が「祖国」であるという考えを重視するようにシフトしつつあることは認めるが。
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