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2025年には政策金利は1%になっているのではないか?

7月末の植田総裁の記者会見のトーンを受けて、2025年には政策金利は1%まで上がって来るのではないかと思い始めた。足元株価が暴落しているが金融政策はあくまでも賃金と物価の好循環が確認出来るかどうかが焦点だ。

その際、参考になるのが中立金利という概念だ。

中立金利とは自然利子率に物価を考慮して算出される。自然利子率とは景気や物価に中立的な水準の金利とされ、日銀は日本の自然利子率がー1%から+0.5%と幅を持って見積もっているようだ。

仮に物価が目標の2%にあるとすれば、中立金利は+1.0%から+2.5%の幅と計算される。

順調に指標が満たされれば利上げは続けると植田総裁は記者会見で言っており、その文脈に従えば、年内10月か12月に0.25%の利上げをし、2025年に入ってから0.25%ずつ2回利上げをすれば、政策金利は中立金利の1%に到達するというペースだ。

どうだろうか?

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