BAHAMA KITCHEN - 開業編 其の六
はいども、オッティです。
再び開業へのエピソードが重なってきたところ、更に動き出すあれやこれやから始めていきます。
いざ〜。
まず商工会議所へ行ってみなさい、ということで一度相談に行く。
商工会議所は起業するための手続きから融資制度の相談など起業時の課題を相談することができ、他に各種セミナーや教室なんかもやっているような施設。
ここで状況を相談したところ、渋谷区の融資相談に行かれてはどうか、ということで今度は渋谷区役所へ。
そこから月に2〜3回くらいのペースで渋谷区役所の融資相談へ数ヶ月程かな、通うことになる。
これは毎回予約制なので通い続けるのもなかなか大変だった。
一度予約をし相談したところ自分の場合は、現状ダンスやDJの個人事業なので、融資判断の基本としては個人の確定申告書であり、たいした額でもない個人レベルの収益ではそこまで沢山は借りれないかもだが少しはいけるだろうという反応だった。
過去の収益もそうなのだが、もうひとつの材料は事業計画書とそのクオリティである。
現実的な収益や支出など、考えられる細かなところまで数字を当て込み、返済が可能だということを区役所の人に納得してもらわなければ当然お金は貸してもらえない。
支援金の種類もピンキリで大量にあり、自分の場合は
事業多角化転換資金
が一番やりやすいだろう、と自分に付いた担当の方が案内してくれた。
これは既存事業を別事業へ転換し、そのために必要な資金を融資しますよ、というものだ。
毎回その方の予約を取り、あの書類を用意して、これのここを書き直して、、、などなど、ダメ出しから計算まで一緒にやってくれて多々アドバイスをいただきながら少しずつ書類を仕上げていった。
同時に近い友人にも沢山話をして、10代の頃から長い付き合いのあるYちゃんが力を貸してくれた。
諸々の経緯と熱意を伝えた上で、初期資金の一部を助けてくれた。
Yちゃんは起業サポート、コンサル、投資家のような仕事(詳しくはよくわからないw)をしており、さらに開業にあたり法人登録、書類準備から提出、法人の銀行口座開設、管理会社との契約、社労士さんの紹介、税理士さんの紹介などなど、事務、財務関係において必要な部分をほとんどサポートしてくれた。
資金の一部とややこい手続き諸々という非常に重要な部分で力を貸してくてれて、もちろん今でも相談に乗ってもらうこともあり昔から世話になりっぱなしだ。
本当に頭が上がらず、自分にとって実の姉ちゃんと言ってもいい存在である。
他にも力を貸してくれた友人は沢山いて、バイト時代に一番仲良くしてくれた頭の回転キレッキレの先輩Aさん。
バイト時代はAさんとだいぶバカなことも一緒にやってきたが、何をするにもとにかく頭が良過ぎる印象しかない。
Aさんは自分がバイトを辞めた少し前に地元へと戻り、そこから現在は都内と地元に飲食店を数店舗構えるというイケイケな経営者として活躍している。
度々アドバイスはいただきながら、開業時にはAさんも初期資金の一部を助けてくれた。
そしてオッティならOK!と、来週の呑み約束のようなノリでw各所保証人を引き受けてくれた。
いつもクールかつ独特な視点とワードセンスで、話をしていると毎回勉強になる。
なんとも有り難く、そして本当に熱い先輩でいつも助けてもらっている。
迷惑をかけないようちゃんとやらねばと思いつつ、いつもAさんは自分の中にいる存在である。
まだまだサポートしてくれた方々がいて、次はずっと一緒にDJをしてきた先輩Oさん。
Oさんも自分の少し後くらいのタイミングで独立してお店を創る動きをしていたこともあり、色々と開業トークを繰り広げていた。
この方にはDJ活動の面で本当にお世話になってきて、色々とお互いの開業のことを話していく中で初期資金の一部を助けてくれた。
BAHAMA KITCHEN開業後は自分に何かお返しできることがあればと、Oさんの物件探しだったり、少し先にオープンしただけで浅い知識ながらもOさんの開業にあたるお手伝いも少しさせてもらった。
Oさんのお店オープン後もメニューのことや経営のことをたまに共有させてもらっていた。
本当に穏和な人でこの方も、オッティならいいよ、と一部の資金を用立ててくれたのだ。
感謝しかない。
つづく〜。