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自分勝手に認識するから世界が広がらない

こんばんは、はまじんがーです。

今日は、「読解力」の重要性について。

読解力がないとどうなるのか

新井紀子さん著『AI vs 教科書が読めない子どもたち』で語られたように、日本人の多くは読解力がありません。

読解力がないというのは、論理的に文章を読めていないということ。要は自分勝手に読んでいるということですね。

自分勝手に読むことの何が問題かというと、せっかくいろんな情報をインプットしていても、自分の都合の良いように捉えたり、興味のある部分だけ抜き取ったりしてしまうため、認知する世界が広がっていかないんですね。

むしろ、自分の知っている世界だけをより強固にするようなことが起こってしまいます。興味のあるところしか取り入れないのだから当然っちゃ当然。

そうなると、成長もできないし、世の中のことも正しく認識できない。自分にとって心地の良い情報にだけ耳を傾け、都合の悪い情報はシャットアウト。そんな人が良い人生を送れるはずはありません。

論理的に文章を読む

それを防ぐためには客観的に物事を捉えられるようになるしかありません。そのための方法は、論理的に文章を読むということです。

では、論理的に文章を読むためにはどうすればいいのかという話になりますが、これはもう訓練するしかありません。今まで好き勝手読んできた人が一朝一夕で改善される物ではありませんが、訓練しないことには進歩もない。

論理的に文章を読む方法を学ぶには、現代文講師である出口汪先生のYouTubeチャンネルが大変おすすめです。読解力に自信のない方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

大人こそ、たくさん学ぶべき

思えば、私たち日本人が受けてきた学校教育では書籍の一部のみを抜粋した文章しか授業で扱われなかったので、読解力がないのも当然といえば当然です。

ただ、学校教育を批判するだけは何も変わりません。自分の人生は自分で責任をとるしかないのです。ならば、今するべきことは自ら学ぶことです。だからこそ、私は大人になってからの方が多くのことを学ぶべきだと思っています。

それに、人生100年時代は「生涯のうちに10回仕事が変わる」と言われています。そうなると、当然ながら学び続けなければ生き残ることはできません。今の仕事である程度の地位まで上り詰めたからそれで安泰、というわけにはいかないのです。

その学びも、読解力がベースになければ正しく学ぶことはできません。
ぜひとも読解力を身につけながら多くのことを学んで、これからの時代を生き抜いていくための力をつけていきましょう。

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