同じ失敗を繰り返してしまうのは何故か。
「同じ失敗を繰り返してしまう・・・」
「成長しない自分にイライラする・・・」
「いつも同じミスをするので周りから呆れられている・・・」
こういう悩みを持っている方、少なからずいるんじゃないかなと思います。かくいう私も、分かっているのに何度も何度も同じミスを繰り返す自分が嫌になって激しくテンション下がる、みたいなことはしょっちゅうあります。
今回の記事では、なぜ同じ失敗を何度も繰り返してしまうのか。そこにはどんな心理が働いているのかについて、取り上げてみたいと思います。
失敗をした原因の究明ができていない
よくあるのが、失敗をした原因の究明ができていないパターン。なぜ失敗をしたのか、失敗を回避するにはどうすればいいのか。具体的な対策を練っていなければ同じ失敗を繰り返すのは当然ですよね。
ここで大事なのは、明確に言語化すること。ポイントは、対策を練った時に「なぜその対策で上手くいくと言えるか」がはっきりと説明できるかどうかです。これができないようでは対策としては甘いと言えます。
失敗に対処するための準備ができていない
対策を練ったとしても、それを実際に行動に移すための準備ができていなければ、同じ失敗を繰り返すことになります。
例えば、「物言いが厳しくて、いつも相手を傷つけてしまう」みたいな悩みの場合、言い方や言葉遣いに気をつけたりすることが対策になってくると思われます。しかし、それらを使うための準備ができていなければ結局同じ物言いになってしまうのがオチです。
この場合、練った対策をただの情報として頭に入れるだけではなく、実際に自分がそれを使っているところをイメージする、あるいは声に出してみてシミュレーションする、などの取り組みが必要となります。
失敗に対処する準備の取り組みとしては、「もし今日、朝イチからやり直せるとしたら」と考えてみるのがオススメです。
詳しくは、こちらの記事に書かれておりますのでぜひ一読してみてください。
心の底では失敗してもいいと思っている
根本原因は、これかもしれません。絶対に失敗してはいけない場面、絶対に成功したい場面なら、失敗を防ぐためのあらゆる手段をとるはず。
例えば、普段寝坊してしまう人でも「明日早起きしたら100万円あげる」と言われたらきっと全力で早起きしようとするでしょう。
「成功することで得られるメリット」よりも「成功にいたる取り組みをしないことによるメリット」の方が大きいと思っているから失敗しても平気でいられる。
いつも寝坊する人は、決めた時間通りに起きることで得られるメリットよりも寝続けることで得られる快感の方が価値が大きいから寝坊を続けてしまう。これではどんな対策を練ろうとも寝坊することは避けられません。
これはもはや価値観の問題とも言えるので、「もしかしたら失敗してもいいと思っているのかもしれない」と感じたら、一度自分の価値観と照らし合わせて、どう行動するのが望ましいかを考えてみると良いかもしれませんね。
最後に
以上、同じ失敗を繰り返してしまう原因について取り上げました。思い当たるところがあればすぐに実行に移し、「失敗体質」から「成功体質」へとシフトしていきましょう。
お読みいただき、ありがとうございました。
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