「凡夫と凡婦が結婚するのである」(亀井勝一郎)
今日11月14日は、文芸評論家の亀井勝一郎が亡くなった日だそうです(1966)。
戦前、左翼的政治運動に参加したため投獄されますが、その後、太宰治など多くの作家と交流を深め、評論家として活躍。
仏教、特に浄土真宗の教えに惹かれ「親鸞を語ることは私にとって、人生を語るに等しい」と語るほどで、著書に『親鸞』があります。
人生論、とりわけ恋愛論も多く著している亀井勝一郎。
「理想の良人、理想の妻を得ようとするから失望するのだ。凡夫と凡婦が結婚するのである」
は、心に留むべき名言。
完全無欠ではない者同士、互いに分かり合い譲り合い、支え合って生きていきましょう。ね。
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