映画 元大統領危機一発/プレジデント・クライシス 肯定的な感想です
ネタバレしてます。
U-NEXTにて視聴。
むかーし、深夜のテレビで一度だけ見たコメディ映画。
寝る前になんとはなしに見始めたら意外と面白くて、結局最後まで見てしまった。
その後DVDを探してみたものの、見つからず。
もう見れないかなと思って久々にタイトルを検索してみたら、U-NEXTで配信されていたので数十年ぶりに見てみました。
ジャック・レモンとジェームズ・ガーナーがそれぞれ共和党と民主党の元大統領を演じ、犬猿の仲のでこぼこコンビがとある陰謀に巻き込まれて命を狙われるという。
王道のおじいちゃんバディ・ムービー。
以前見たときは、単純に面白いなあと思えていたけれど。
あれから世界も色々と変化して、自分もちょっとはアメリカの情勢に詳しくなって。
意外とシニカルでブラックな笑い満載だったんだなと気づかされました。
共和党の問題点。民主党の問題点。
有色人種への差別と偏見。LGBT問題(Qはまだない)。
強い日本経済が描かれているのはちょっとセンチメンタルな気持ちになったり。
ただ、ハリウッド映画全般的に民主党支持者が多いためか、今見ると民主党の元大統領のほうが見せ場が多く扱いが良く、ここはイーブンでも良かったんじゃないかと思ったり。
権力の座にあぐらをかいていた二人が、文字通り泥にまみれながらアメリカの貧困層や移民、LGBTの人たちに助けられながら問題を解決していく。
今見直すと、現実もこうだったら面白いのになあと思わざるを得ないけれど、トランプさんとバイデンさんが珍道中を繰り広げてもこうはならないとも思ったり。
深く考えても。
他になにかやりながら見ても。
面白い映画ではありました。
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