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【簡単解説】セールススキル検定3級の勉強法 | 例題や問題を解くコツについて幅広くご紹介!!


【勉強法】セールススキル検定3級 | はじめに

私は22卒の新米デジタルマーケターです。新卒でセールスについて何も知識がないと思い営業職ではないけどお客様とコミュニケーションをとる上で大切なビジネスマナーについて勉強したいと思い社会人になって初めての資格受験をしました(本当は取得することで社内の評価につながるからって→天の声が言ってます笑)
この記事では、初めてセールススキル検定3級を受ける方向けに勉強法を紹介します。少しでも受験前の情報収集の参考になればなと思います。

まずそもそもセールススキル検定とはどのようなものなのでしょうか。

セールススキル検定とは

営業は非常に高度なヒューマンスキルを要する仕事です。これらの能力をセールスコンピテンシーと定義し、セールスエッセンシャル / 営業知識 / コミュ二ケーション / 計画実行 / 問題解決 / リレーションシップ / テレ・コミュニケーション / モチベーションの8グループに分類し、測定・スコア化してより正確に営業力を測定するのがセールススキル検定です。

特定非営利活動法人セールスキャリア開発機構より

カタカナばっかりでちょっとよくわからないなって思う方もいると思います。でも安心してください。セールススキル検定3級はセールス未経験の方でも受けることができ、資格試験の中でもかなり簡単な試験となっています。次の章からはセールススキル検定3級についての概要や試験範囲、勉強の仕方をご紹介します。

【勉強法】セールススキル検定3級 | とは

セールススキル検定3級とは、「特定非営利活動法人セールスキャリア開発機構」が主催している検定試験でセールスを遂行するために必要な基礎的な知識が問われる試験となっています。

試験はすべて記述式問題が一切ないCBTの択一計式、複数選択式の問題でセールススキルスコア182点以上/250満点が合格基準です。試験時間は60分で合格率は76.3%(2019/11現在)と全体を通してそれほど難しくない試験となっています。

<出題範囲>
______________________________________
1.セールスエッセンシャル
2.営業知識
3.コミュニケーション(基礎)
4.マーケティング(基礎)
5.ビジネス計数
6.ビジネス法務
______________________________________
受験日:通年
料金:9,900円(税込)
問題形式:CBT択一選択式、択多選択式
※文章を入力する記述式の問題はありません
評価コンピテンシー
セールスエッセンシャル / 営業知識 / コミュニケーション(基礎)
ビジネス係数 / ビジネス法務 / マーケティング
評価コンピテンシーの詳細
・営業担当者に不可欠な人格的条件、性格的特徴を理解している。
・セリングプロセスを理解し、見込み客の特定、アプローチ、プレゼンテーション、 クロージング、顧客管理の各段階で意識すべきことを理解している。
・タイムマネジメント、マーケティング、ビジネス計数など、セールスを遂行する上で必要とされる知識を有している。
・基礎的なコミュニケーションに関する知識を有している。
・営業担当者が知っているべき法知識を有している。
合格ライン:セールススキルスコア182点以上/250満点
合格率:76.3%(2019/11現在)

特定非営利活動法人セールスキャリア開発機構より

セールススキル検定3級の概要はこんな感じです。試験範囲はセールスエッセンシャルや営業知識などの営業スキルだけではなく、コミュニケーションやマーケティング、ビジネス計数など幅広く出題されます。ビジネス計数と聞いて計算問題が出るのか、私ちょっと計算苦手だし嫌だなと思う方安心してください。複雑な計算問題は出ません。セールススキル検定3級では損益計算書(P/L)や貸借対照表(B/S)の中から簡単な計算問題(高校数学を数A数Ⅰで捨て欠点だった人(私)でも大丈夫)しか出ません。試験は通年で開催されているので自分が受けたいタイミングで受けれるのでありがたいですよね。
続いて学習時間について紹介します。

【勉強法】セールススキル検定3級 | 時間

勉強期間:半日
勉強時間:約10時間

セールススキル検定3級の試験合格に向けて行った勉強時間は10時間です。公式テストも全部で90ページほどと比較的少ない量です。勉強法を紹介する前に先に例題を1つ紹介します。

【勉強法】セールススキル検定3級 | 例題

以下の問題を読んで正しいものを選びなさい。
1.第一印象を決定づける最も大きな要因は視覚からの情報だ。
2.椅子に座るときは、背もたれに背中をぴったりつけて姿勢よく座る。
3.「食べる」の謙譲語は「召し上がる」だ。
4.商談をする際は、極力資料を見ながら話すことが望ましい。

セールスの教科書 初級より一部抜粋※

正解は1です。2は椅子に背中をぴったりつけるのはNGです。3は頂戴する。4は話している相手のほうを見て話すであればそれぞれ正解です。
実際に出る問題に近い例題を1つご紹介しましたが、いかがでしたか?
このようなビジネスマナーの問題が結構テストを受けて出題されたので私は社会人1年目ということもあってあらためてビジネスマナーについて学ぶいい機会になったなと個人的に思いました。
続いて勉強方法や学習のコツについて説明します。

【勉強法】セールススキル検定3級 | 対策

セールスの教科書 初級

セールススキル検定3級に合格するために使用した教材はこちらの公式テキストです。90ページほどのテキストだったので比較的読みやすく私はテキストを3周しました。1周目は2時間かけざっと全体像を把握。2周目は用語の暗記や各章の細かい部分の理解をする。3周目はあいまいなところを人に説明するつもりで覚える。以上のことを意識して学習を進めました。あまり練習問題が少なく、実際にどんな問題が出るか不安なところはありましたが(問題集や過去問がない)、人に説明する前提で理解を深めれば記憶力もUPします。

【勉強法】セールススキル検定3級 | コツ

実際に私が試験を解いていて苦戦した(勉強しておいて損はない)問題は3つあって1つは顧客をひきつける性格・人柄(or嫌悪感を抱かせる性格・人柄)のところでこの中からあてはまるものを選びなさいという問題で正しい選択肢は明るさ / 穏やかさ / 主張性 / 迅速さ / 関心 / 喜び / 寛容 / 忠実 / 自制 の特徴や資質があれば正しいのですが、似たような選択肢が並んでいて知識があいまいだったので苦戦しました。
2つ目は財務諸表のところで穴埋めなどで当期純利益の意味や売上総利益率の計算式などが出題されたのでもっと丁寧におぼえておけばよかったと試験中に思いました。3つ目はセリングプロセスのところ(戦略から教育まで)で営業の仕事の段取りについて問われる問題が丸々出題されたのでこういったところは重点的に勉強をしておくといいと思います。もし覚えづらいなと思うところは用語ごと丸暗記でOKだと思います。

【勉強法】セールススキル検定3級 | 試験当日

会場に行くとぼちぼち人がいてセールススキル検定3級以外を受験している人がおそらく大半でした。パソコンで答えを入力していき、わからない問題は飛ばしてわかる問題から先に解いていきました。特に何も問題なく解き終えることができました。結果は80%で無事合格でした。このタイプの試験は結果がその場で出るので、落ちてたらめっちゃ気まずいし悔しくなると思います(経験談)。なのでしっかりと準備をして本番試験に備えましょう。
1つ余談ですが、問題を見直したときによくあるのが、ある問題の解答があったときにやっぱこっちに変えようと思って変えたら間違っていたというケースがあるので割と最初に選択をしていたものが正解だったというケースが多い(なんかのデータで見た)ので私はそれを信じて見直しをしています笑。とはいえ本当に変えたいときは変えちゃってもいいと思います。

セールススキル検定3級 実際の試験結果

【勉強法】セールススキル検定3級 | 最後に

今回はセールススキル検定3級についてざっくりではありますが、まとめてみました。いかがでしたか?セールススキル検定3級は資格試験を全く受けたことない人にもおすすめです。みなさんが思っているほど難しい試験ではないですし、新卒1年目の方や営業初心者、職種問わずいろんな方が受けてもちょうどいいレベルでおすすめの試験だなと思います。最後になりますがこの記事を読んで試験に臨む方は合格できることを心から祈っています。応援しています🎌ファイティン‼️🏃💨

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