訳詞 『A Summer in Ohio』
さて、昨日に引き続き、訳詞シリーズ。
本日は、伊藤彩夏が歌いました『A Summer in Ohio』
映画「Last 5 Years」
これは、ミュージカルとしても、とても有名で、
昨年は日本でも上演いたしましたし、オフブロードウェイ作品の代表作です。
なので、高橋亜子さんや、他多数の訳詞があるのですが、
あえて、伊佐が訳しました。なぜか、単純にこの曲が好きだからです。
女性だったらレパートリーにしたい。
変な曲ですよね(小生の訳詞が変なんですよね、すみません)
可愛い曲なんですよ。
まるで、無造作に送られてくるLINEのトークの寄せ集めのような、そんなゴチャゴチャ感。
でも、一貫してるんです。
「私には、あなたしかいないの、だからこの仕事をやる」
めちゃくちゃ気持ちが分かってしまう。誰かのために、この仕事をしたいんですね。作中では、この気持ちが仇となってしまいますが。
これも、言語感覚を残しておきたいので、英語固有名詞はなるべく崩さず。
ミュージカルとしては、使いにくいかもしれないですね、でも表現するのは一緒。
メロディーや音が生きてなんぼなんで。
いやー、しかし良い曲。
個人的に、レッスンでも課題にさせるのが。この曲と、コーラスラインの「ナッシング」。
どーせ、小生が好きなだけなんですが、難しさの中に確かな意味や意図があるんですね。優れた楽曲でございます。
え、どうやって歌うのかって?
では、良いご案内をいたしましょう。
『Rolling 六本木クラップス』アーカイブ配信、6月16日までです!
映像切り替えも素敵なので、ぜひ!!
伊佐旺起
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