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[モンハンNOW]|簡悔の精神が形になったようなモンスター
アプデの度に雨が降る『モンハンNOW』。
昨日実装されたプケプケ亜種(プ亜)を求め、深夜に散歩をしていた。なかなか思うようには遭遇しないものの、蒼レウス激絞り期間と比較すれば雲泥の差だ。
不安定エリアな上に見えている範囲内に2体のプ亜という何とも嬉しい公園を発見し、意気揚々と露払いを続けていた。未だ全容が明らかになっていないものの、毒の通りはかなり良い。私は目の前の★7プ亜に挑んだ。
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何とか討伐には成功したが、致命傷を負ってしまった。それだけならば別に構わないのだが、この戦闘が非常に不愉快であり、散歩を続ける気力が完全に失せてしまった。
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主な要因は3つある。
・バックステップが多い
・遅延滞空スプリンクラー
・各種ビームの初見殺し
1つめのバックステップについては、『モンスターハンター:ワールド』で感じたのと似たものだった。要するに強制的な仕切り直しであり、咆哮に近いと言えば近い。咆哮と同じく対策も可能ではあるが、多くの場合、ハンターは距離を詰める必要がある。本家では納刀してからダッシュしたり地形を利用したりと、不快な行動ではあれど戦略性が無いこともなかった。ところが本作では基本的に前転を繰り返すしかないし、そもそも距離を離して遅延されること自体が、75秒というリミットを考えると致命的なロスとなりかねない。
遠距離攻撃を得意とするモンスターであるから、距離を取ろうとする行動自体は自然だとも考えられる。が、それが本作のシステムとマッチしているかどうかは別の話である。
2つ目のスプリンクラーについては、今更語るまでもないだろう。恐らく多くのハンターが怨嗟の声を発したのではなかろうか。遅延行為であること自体が腹立たしいものだが、それに加えて基本的に縦画面でプレイする本作では、横から迫るビームを回避し辛いのを理解した上で実装したのだろうか。
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初狩り王の名を恣にしていたバフバロも裸足で逃げ出す初見殺しであり、回復薬に課金させようという意地のようなものを感じる。
3つ目はスプリンクラーとほぼ同じだが、とにかく各種ビームが鬱陶しい。これらは分岐したり振り回したりと、発生後であるしにしか見極められないバリエーションが用意されており、例えばリオレイアの3連ブレスなんかとは質が違う。オドガロン戦のように、モンスターの動きをよく見て立ち回るゲームがモンハンだと思っていたが、どうもモンスターたちは底意地の悪さばかり覚えさせられてしまったようだ。
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概ね以上のような理由から、被弾したり討伐に失敗しても「次はうまくやってやる」という気になれない。ただひたすら不快感だけが残るのだ。
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特にこのプ亜については、マルチで暴れられたら手が付けられないのではないかと思われる。とてもじゃないが、マルチプレイを活発にさせようという意思があるとは思えない。
そうは言っても当然ながら私の練度不足によるところも大きい。何しろ本作で初めて知ったモンスターであるし、攻撃手段などの予備知識もゼロの状態で挑んでいるのだ。そんなモンスターの出現率を激絞りする理由はよくわからないが、簡単に倒されたり素材を集められたら悔しいから仕方ない。
文句は言いながらも腰装備だけは作ってやろうと思っている。この装備がライトボウガン救済の証だと言い張るのならば、何としても完成させてライトボウガンを使ってやろうではないか。
おじさんは怒っているのだ。