[ハースストーン]│遥かなるBG さらば友(の友)よ
マスターズツアー・アルタラックの跡地が終わった「ハースストーン」。
昨日も書いたけれど、私自身は久々の大会観戦を大いに楽しめた。最近ハースストーン以外のゲームも観戦する機会が無かったので、自分の視点以外のゲームプレイを見守る体験自体を新鮮に感じられたのだ。
そんな大会の様子を眺めていたらプレイ意欲が増してくるものだと思っていたが、全然そんなことは無かった。結局はドルイドの強さを再確認してしまったというのが理由だ。
相手の構成が全て把握できる大会でもあれだけの脅威なのだ。マッチした瞬間にアグロかどうか確認できないラダーであれば尚のこと強い。そんなドルイド中心のラダーでこれ以上楽しめそうもない。
それもこれも全部あのヘンなドラゴンが悪い。
そんな私はバトルグラウンドの門を叩いた。
聞くところによるとバトルグラウンドにもヘンなドラゴンのように環境を破壊するイナゴのようなカードが追加されているらしい。
バディどころかヒーローパワーやミニオンの効果さえ覚えていない私だが、ブランと一緒に悪さできるであろうことは昔の記憶から容易に想像できる。
環境の壊れた今こそ初心者でもそこそこ楽しめる状態なのではと踏み、少しずつプレイしながら楽しみつつバトルグラウンドの基本を学ぼうというわけである。
ストリームやweb上の記事などでホンノリとルールやセオリーは理解できるものの、やはり覚えなくてはならない要素は多く、これらは実際にプレイしながらでないと簡単には頭に入らないだろう。麻雀の役や点数計算を最初から全部暗記してプレイするのは余りにもハードルが高すぎる。
そういう軽い気持ちで始めたバトルグラウンドが、思っていたよりも面白い。面白いとは思うのだが、結局のところブランを買ってアマルガドンガチャで当たりを引いて、友達でグチャグチャにするのがゴールな気がしてならない。
当然毎回思い通りに行くわけが無いし、仮に上手く行ったとしても恐らく上達はしないだろう。やはりイナゴは環境を破壊するのだ。
…などと思っていたらこのT氏、絶交されてしまうらしい。
やはり「友達の友達」は友達ではなかったようだ。
おわりに
友達の友達によって関係性が壊れるというのはリアルな生々しさがあってなかなか洒落が利いているとは思うが、そんなことを考えて追加されたわけではなかろう。
どのヒーローを選んでも同じ…というゲーム性は良くない。多様性が失われた先にあるのは緩やかな死だろう。