[VALHEIM]│カートの真価を問う
一人暮らしをしていれば寝食を忘れていプレイしているであろうゲーム、「VALHEIM」。
たのしい採取
沼を発見して以来、新しいエリアへ侵攻するための拠点を建造し続けている。周辺には草原も黒い森も沼もあるので質・量とも豊富な資源に囲まれており、素材の調達に苦労することは少ない。豊富過ぎる資源を前に、採集の優先順位付けを考えなくてはならないくらいだ。何しろインベントリには限りがあるし、その総量には余裕が無い。
しかしそんな贅沢な悩みを簡単に解決する方法があったのだ。
カート(Cart)である。
私は以前、イカダの存在を忘れていたが為に「海の向こう側へ戻る」というミッションをかなり強引な手段で達成しようと四苦八苦していた。
今となってはこれも良い経験であったと思えるし、この経験を活かして水上拠点の建造も検討している。近道が必ずしも正解とは限らないのだ。
しかしながら、効率面で言えばかなり不正解寄りであると認めざるを得ない。何しろイカダならば数十分もあれば余裕でクリアできていた問題に3時間ほどを費やしたのだ。得るものは多かったが、時間効率は最低である。
カートの話に戻そう。これまでは近所の採集ポイントを少し攻めては拠点へ戻り、その度に少しずつ改築したり襲撃されたりで、何かと時間を取られてしまっていた。このゲームに時間を費やすこと自体には全く抵抗は無いのだが、しかし時間という概念もまた有限のリソースである。今を以ってなお、攻略を急ぐ気はさらさら無いしストーリーも使命も殆ど把握していないが、目標達成までの時間は短いに越したことはない。
カートの実力や如何に
そこで気になってくるのはカートの実力だ。要求してくる素材はそこまで重たくないものの、微妙に面倒なところではある。「青銅の釘」は勿論のこと、鉱石を採掘するようになると「木」が不足気味になって来るので、いずれも少々面倒な素材であるとは言えるだろう。解体してしまえば全素材がソックリそのまま返ってくるという信じられないほどのユーザーフレンドリーシステムなので何も考えずに作ってしまっても損は無いのだが(釘が素材に含まれる関係上、全く無いとは言い切れないが)、それでも私の中ではカートのクラフト優先順位はかなり低かった。
しかしここにきてインベントリの容量は相当に厳しく感じるようになってきた。特に鉱石系は重い上にワープポータルを通せない。しかし要求される数は多く、しかも「炭」を要求されることから「木」や場合によっては「肉」なども同時に集めたい。
また、採集場所と拠点とのシャトルランは決して安全なものではなく、夜は群がる歩く木を返り討ちにしなくてはならないし、昼間にはトロル達が徒党を組んで攻め込んでくる日もある。採取をするだけとは言っても食材の調達は欠かせないので更に荷物は嵩む。ここでカートの真価が問われるのだ。
すごいぞカート
斧もツルハシも真っ赤になるまで採取できた
私が敬遠していたカートには、そんな状況を全て解決する力があった。この収納力は深夜の通販番組でもなかなかお目にかかれないだろう。更にこのカートは単に収納できるだけではなく、デコイにもなってくれるのだ。群がる歩く木をテキトウにいなしていると、そのうちカートを狙う奴が出てくるのだ。今のところは戦闘がそこまで難しいゲームではないが、敵の枚数が減るということはそれだけ余裕を持って状況に対処できる。
そのままカートが破壊されたとしても、素材はきちんとその場に落ちているし、ストレージに保管したアイテムも箱の中に全て詰め込まれた状態で落ちている。どこまでも新設設計なゲームであるし、カートの実力は想像を超えるものであった。
最優先で作る価値のある頼れる相棒ではないだろうか。
おわりに
今日は久々に最初のマイホームを訪問した。
シンプルながらも最低限の機能は揃えており、且つ襲撃のリスクは低い場所に建つ木造住宅である。蜂の巣はここにしか設置していなかったので、この様子を確認したかった。
続いて2軒目。
2軒目はトロルからの襲撃に備えて峻厳たる鋭い杭で武装している。効果のほどは定かでないが、基幹部分は歩く木から接収した石造りの塔な上に、他の部分は半地下に埋めてあったりと意外と凝った作りになっている。ポータルを集めてハブにするか、倉庫としての役割を与えようかと思って再訪した。
あと3軒ほど建造中の拠点があるのだが、いずれそちらも全てまわってこようと思う。
因みに現在建造中の拠点はオシャレ感も出してみようと色気を出しつつ組んでいる。うまくできたらこちらを拡張してメインの拠点にしようかとも考えている。
今日は久々の出社で疲れてしまった。早めに寝よう。まずはおやつのドーナツを食べてから…。
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