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[スーパーバレットブレイク]│謎の美少女StSが 意外とアツイぞ
名作ローグライクカードゲーム「Slay the Spire」。
と、ほぼ同じシステムでカードイラストを美(?)少女化した謎のゲームが本作「スーパーバレットブレイク」である。因みに私は「Slay the Spire」を実際にプレイしたことが1度もない。
聞くところによるとサービス終了を迎えたソシャゲのキャラ素材を使っているとかで、悪く言えばイラストやボイスに一貫性は無く、良く言えばバリエーションに富んでいる。ゲームのストーリーはそれらを一応やんわりカバーするような方向性になっており、雑に素材を集めただけの雑なゲームというわけではなさそうだ。
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ただ不親切な部分は多く、例えば状態異常やバフなどの特殊ステータスがどういった効果を持つのか確認できなかったり、敵のステータスや攻撃手段などもアイコンとして表示はされるものの内容を知ることはできない。
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これらは何度か戦ううちに覚えられるので、手探りプレイが好きなプレイヤーならば問題ないだろうが、そうでない人にとっては非常に大きなストレスとなるだろう。
そういうこともあって序盤はかなりワカラン殺し感が強いものの、だからこそ攻略のし甲斐があるとも言える。
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ただ繰り返しプレイしていくうちに少しずつコツが掴めて来るジワジワ感は結構味わい深い。そして恐らくデモ版を少しプレイすることでコツは掴めるだろう。そうしていくうちにコストダウンさせるカードを集められれば誰でも簡単にワンターンキルできるようになり、そこから更に別な方向性を求めてプレイしたくなるといったような作りになっている。
各キャラクター固有の能力よりも、キャラクター獲得時にランダムで付与される「カート」と呼ばれるオプションに強力なものが多く、これらを休憩所マスでリロールしながら上手いことやっていくのがキモとなる。
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因みにこのリロールは休憩所毎に1度しか挑戦できないものの無料であり、キャラクターの獲得機会も頻繁にあるため、ゲーム内通貨の価値が低い。つまり戦闘マスの優先度が低いので、雑魚戦のことは考えず対ボスに絞ったデッキ構築をすることも可能になっている
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というよりも意外と強力な雑魚が多いため、戦闘は極力避けた方が結果的には有利に攻略を進められそうな気がする。
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そんな本作。クリア自体は何度もできているが、未だ図鑑が埋まっていない。
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ある程度はゲーム開始直後にリタイアすることで、新たなキャラクターやカートを自動的に埋めてくれるのだが、終盤はクリアしても埋まらないことがザラである。
デッキ構築はかなり運に左右されるバランスとなっているので、最初から方向性を決めてかかるのではなく、アドリブで臨機応変に対応していくことが重要そうである。
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強力なキャラクターであってもデッキの方向性と合わなければ獲得しない或いはデッキから除去するという選択も時には必要になってくる。
ただ、本作の戦闘では各ターン最後の1枚はコストを無視できる。コストをギリギリまで消費した上で、最後に思い切り高コストで効果力のキャラクターを切れば、敵の行動を制限し続けたり、自身に装甲を積み続けて有利な持久戦に持ち込むことも可能だ。
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こういう地味な点が意外と面白いゲームとなっているので、同様のゲームを多くプレイしている人でも、割と新鮮なプレイ体験が得られるのではないだろうか。
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人を選ぶゲームであることは間違いないだろうが、ハマれば結構な中毒性の本作。実績コンプリート目指して攻略を進めて行きたい。