[RISK OF RAIN2]│DLCに向けてリハビリ
新作(?)「Risk of Rain Returns」に合わせて新たなDLCも発表された「RISK OF RAIN2」。
公式配信の内容はsteamでも公開されており、公式配信を見逃したプレイヤーでもチェックすることができる。
新作については2D横スクロール系の苦手な私が手を出せるものではないのだが、DLCについては大いに期待するものである。これまでパブリッシャーだったGearboxも開発に加わり、全体的により大掛かりなものになるのではと期待してしまう。
そうであってもなくても、まずはリハビリをせねばなるまい。前回プレイしたのがいつだったのかも思い出せないし、操作方法も覚えていないのだ。私は早速アップデートを済ませて起動してみることにした。
オープニングの字幕って青だったかなぁ?とか、こんな画面表示されたっけなぁ?とか色々引っ掛かりつつも、無意識のうちにサバイバー選択画面へと進んでいる。体が…憶えている…ッ?!
ひとまずおさらいをするならばコマンドーだろうかと考えていたが、どうしてもハントレスの魅力に逆らえず、白いアーチャーを選択。全て初期スキルで遊んでみようかと思ったが、プライマリだけは変更してしまった。久々のプレイでそこまで使用感を変えてしまってはリハビリにすらならないのではないかと考えてのことだったが、今となっては別にどうでも良いことである。
とにかく私はハントレスによる周回を始めた。難易度は「大雨」、MOD無しのバニラである。最初のステージはDLCマップ「Siphoned Forest」だった。
苦手なマップではあるのだが、序盤から有用なアイテムを拾えたので愉快な立ち上がりとなり、最初のボスにも余裕を持って挑むことができた。当然ボスに苦戦することもなく、楽しい気分で次へと進む。軽い気持ちで始められるところは本作の大きな魅力である、と改めて感じた。
続く「Wetland Aspect」も難なく突破し、3ステージ目の「Rallypoint Delta」へと進んだ。
このあたりから段々敵の攻撃が激しくなるものだが、VOIDアイテムも赤アイテムも拾えているので特に問題はない。ブリンクの回数が増えるだけで難易度はグッと下がる。
ボスに「マグマワーム」が登場した時には少しギョッとしたが、それも気付けば溶けていた。常に走っていられるハントレスはやはり強い。そして安全だ。
割と難所となる4ステージ目は「Abyssal Depths」。洞窟内にポータルが設置されていると少々面倒だが、幸いにも洞窟が塞がっているパターンだった。
これまたハントレスと相性の良い「ンクハラの意見」も拾えたので、走ってさえいれば勝手に弾が飛んでいく状態で余裕のラン。このままボスまで駆け抜けてもクリアできるんじゃないかというくらいの勢いである。
そして迎えた「Sky Meadow」。
ここもまた順調そのものであり、着実に強化されてゆくハントレスを眺めて気分よく走り回れた。天空のパンツマンこと「ミスリクス」へ挑んでしまおうかとも思っていたが、「プラズマエビ」を拾えてしまったので2周目へ突入することにした。エビを盗まれると大惨事になることは、過去に学んでいるのだ。
ここでもボス戦の「グランドペアレント」に気圧されたものの、やはりエビパワーで溶けて無くなった。
そして2周目。
最初のステージはまたもや「Siphoned Forest」。大体ここから始まる気がするのだが気のせいだろうか。きっと気のせいだろう。
2周目ということで緑のイガイガを纏う強敵も登場したが、遠距離からでも安全に処理できるところがハントレスの素敵なところ。バリスタだったらもっと楽だったけれど、それについては一旦忘れよう。
歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分でポータルを起動し、スタックが3になった雨の矢で一網打尽にしようとした時、事件は起こった。
ボスは歩きながらロックバスターを撃って来るトカゲ集団。奴らは高跳びしたハントレスへと一瞬でフォーカスし、斉射を浴びせた。奴らに射角制限なんてものはないのだ。多分。
何しろ私には何が起こったのかを理解することもできていなかったのだ。死因も何となくで予想するより他ない。
一瞬の油断が命取りのゲームであると改めて実感し、映像酔いで少し気持ち悪くなりながら私はゲームを終了した。
それにしても、雨の日にピッタリの楽しい時間だった。きっとすぐにリベンジしてやるからな!