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[モンハンNOW]│サンキュー!アキバのハンターたち

蒼レウスのことなんて忘れかけそうな『モンハンNOW』。

黒ディアにしろ桜レウスにしろ、多少はフィールドで見掛けたものだが、今回の蒼レウスに関しては未実装と言われても不思議じゃないくらい遭遇しない。ただの一度たりとも、マップに表示されたことすらない。

相当な激絞り確率でポップするのか、私の運が壊滅的に終わっているのか、マジで実装されていないのかを確認する術はないが、出現確率アップ予定の週末は雨の予報である。今回は何も作れずに終わるのではないだろうか。

通勤中は蒼レウスついでに「竜玉のかけら」探しにも勤しんだが、思うようには行かなかった。私の『モンハンNOW』には蒼レウスも「竜玉のかけら」も入っていない可能性がある…。

不意打ちのように出るかけら

と思っていたら、納税すべく銀行で順番待ちをしている時、ポロリとかけらは落ちてきた。不意を突かれて思わず声が漏れそうだった。

これで少なくとも「竜玉のかけら」は入っていることが確認できたわけだが、蒼レウスは確実に入っていない。断言できる。

そんなことを考えながら、私は動かなくなった社用携帯を片手に秋葉原へ向かっていた。携帯電話のショップはどうも苦手なのだが、6年以上使い続けた携帯電話が限界を迎えてしまったのだ。背に腹は代えられない。

それでも秋葉原に近づくに連れ周囲のハンターの数は増え、久々のマルチプレイを楽しめた。最近は家の近所を巡回していたハンターも姿を消し、寂しい思いをしていたのだ。

そうして気付けば目的地の目の前だったが、まずは目の前の大連続狩猟(★8ジンオウガ)へ挑むことにした。ジンオウガ素材を集めることはハナから諦めているものの、未だ★8を倒せていない私にとっては絶好のチャンスである。

私の経験上、大連続狩猟は開始時間直後に人が集まる傾向にある。逆に言えばそれ以降急激に過疎化するので出遅れるとソロ確定となりがちだ。幸いにも今回はカウントダウン時に現場へ居られたので、プロハンが集まることを祈りながらその時を待った。

やがて時間となり、初戦のプケプケを目の前に待機が始まる。果たしてプロハンは来てくれるのか…

うおおおおお

期待通りあっという間に枠は埋まり、皆一様に弓を携えていた。即席で秋葉原弓道部を結成した我々は、あらん限りの矢を以てモンスター達を矢ガモ状態に仕上げてゆく。これまでにないくらい迅速かつ安全に、前座モンスターの討伐は進行した。私自身も寄生する先輩たちの胸を借りるつもりで、のびのびとプレイヤーできている。このハンター達ならきっとやってくれる!…私はそう確信しつつあった。

そして迎えたジンオウガ戦。

その咆哮を断末魔にしてやっからよ!

毎度毎度のクドい登場演出を終えると、誰一人欠けることなく弓道部は再会した。唯一の敵と思われたネットワークエラー系のトラブルも無事回避できたようだ。きっとやれるに違いない!



やったぜ

見事弓道部は勝利した。

私含め何度か被弾する場面はあったものの、キッチリ倒し切ることができたのだ。ありがとう顔も知らぬハンターたちよ。君たちのことはきっと忘れない。またここで再会しよう。なんてことを勝手に思いつつ、私は携帯屋さんへ向かった。

報酬は「いつもの」

その後――

出る時は出る

フラリと参加したディアブロス戦で本日2個目の「竜玉のかけら」を獲得した。

秋葉原のハンターたちには足を向けて眠れない。またいつの日か「一狩り行こうぜ!」。

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