スマホゲーム[銀河の翼(WinWing)]│スマホ縦シューあれこれ + アーケード縦シュー思い出話
ここのところ腰を据えて遊ぶならば、ゲームよりもブロック遊びを優先している。ブロックを弄っている時間が最も集中できているのだ。
しかし通勤途中などのちょっとした時間にゲームで遊びたくなるのが人間の宿命なので、今も毎日少しずつプレイしているゲームがある。それが「銀河の翼」である。
銀河の翼
以前紹介した「DIABLO IMMORTAL」より前からプレイしていたゲームで、一度アンインストールしたものの、「DIABLO IMMORTAL」の攻略を中断してから再びダウンロードし、攻略を進めている。
ゲームシステムとしては「アーチャー伝説」のガワを縦スクロールシューティング(縦シュー)にしたような感じである。アーチャー系のゲームは縦シューと近いジャンルだと思うので、親和性は高い。
見慣れた感じのホーム画面
システムは例の3択から1つをピックして自機を強化していくローグライトであり、慣れた人間ならばすぐにルールがわかるだろう。
アーチャー系と大きく異なる点は、移動中でも弾が発射され続けるというところだろう。その代わり一部の例外を除いてメインの射撃が自機よりも上方にしか発射されない。この辺りは縦シューのルールである。
しかし基本的に敵が固く、多くの縦シューで感じられるような爽快感はなかなか得られない。一定のレベルまで進むと途端にダメージが入らなくなるし、回避が不可能(困難ではなくて不可能)な敵弾も平気で撃ってくる。この辺りでやはりアーチャー系がベースであるなと感じる。
ただ私は何れのジャンルも好きなので、充分に楽しめている。今日も通勤時間は退屈せずに済んだ。そのうち少し攻略記事など書いてみようかと思っている。
私と縦シュー
私はゲームセンターで縦シューをチマチマ遊ぶのが好きだった。ガッツリと攻略しようと思ったことが無い(何しろ昔も今もヌルゲーマーである)ので、クリアできたタイトルは多くない。しかしそれでも楽しかった。
実際に初めてプレイしたのは鮮やかなグネグネビームが印象的な「雷電」シリーズだったと思う。つい最近、新作が発売されたので本当に根強いファンが多い。デモ画面に惹かれてついつい100円玉を投入したのが始まりで、縦シューのルールは雷電に教わった(多分)。
当時のゲームセンターには多くの縦シューが設置されており、他のゲームもアレコレと物色していたが、どれもそこまでそそられなかったのだが、偶数弾と奇数弾を判断(或いは暗記)しつつ突き進む独特なプレイフィールである、彩京の「ストライカーズ1945」は衝撃的だった。最初は退屈なゲームだと思って進めていたが、ボスが変形した瞬間に私は一気に引き込まれた。全ての男の子は変形ロボが大好きなのだから仕方がない。後半は宇宙へ飛び立ち、謎のカニと闘う無茶苦茶な展開にも度肝を抜かれた。
そこから弾幕シューティングの代名詞とも言えるCAVEの「エスプレイド」と出会い、「x16」の美しさに心惹かれ、知性を感じさせる弾幕と絶妙な処理落ちは天才的だとさえ思った。そして自機やボスが飛行機ではなく人間であるという点はストライカーズとはまた別の衝撃があった。首領蜂シリーズにも惹かれたが、コンボを繋ぐことにリソースを割くと楽しめなかったのですぐに諦めた。プレイを見ている分には名作だ。
避けられない弾を跳ね返して進むという新機軸が斬新だった「ギガウィング」や続く「ギガウィング2」は意地でもクリアまで練習しようと思わせてくれる作りになっていた。今でも一番好きな縦シューは「ギガウィング2」かも知れない。
その後に同じくカプコンが出していた「マーズマトリックス」も好きだったが、ギガウイングほど集中してプレイすることは無かった。「19XX」も含め、カプコンの縦シューも独特の中毒性があり、私は好きだった。
首領蜂シリーズはシステム的な複雑さが加速したことで尚のことコイン投入のハードルが高くなってしまい、そうこうしているうちに縦スクロールシューティングというジャンル自体が段々と終わりに向かって行った。
スマホにて
スマホでも幾つかの縦シューをプレイしたことがある。
まずは前述の「ストライカーズ」や「首領蜂」あたりの移植系だ。当時のゲームセンターでは貴重な100円玉の投入先は慎重に選ばなくてはならなかったが、今は手元の端末で簡単にしかも無料でプレイできてしまうのだ。改めて技術の進歩を感じる。
しかしどうも移植系は操作感の違いが気になってしまって集中できない。つまりレバーとボタンでプレイしたくなるのだ。やはりスマホでプレイするゲームはスマホ用に開発されたゲームにしたい。プラットフォームが変化しても作品の面白さが維持されるとは限らないのである。
そこで色々と探し、多くのゲームをプレイした。その中で特に気に入っていたのが「ソウルレイジ」というゲームなのだが、恐らく運営はストップしている。
成長させる煩わしさはあるが、程良い弾幕を楽しめた。古き良きアーケードの縦シューらしい面クリア型のゲームで、道中とボスのバランスも良かった。
また、「Sky Force」シリーズも良かった。
序盤は死ぬほど貧弱な自機を周回しながら少しずつ強くしていくというRPG的な要素が好きな人には良いだろう。グラフィックや細かい部分の作り込みに鬼気迫るものがあり、かなり驚かされた。
地上敵に触れてもダメージを受けないが封印できないという点と、自機の動きがフワフワしているように感じる点、そして画面が左右へも少しスクロールできる点が私には合わなかった。しかしそれ以外は本当に良くできているし、今後も少しずつプレイしていくだろう。
ただしこれも少し古い。
他にも数えきれないほど遊んでみたが、ひとまず今は「銀河の翼」を攻略していこうと思っている。
おわりに
仕事帰りに立ち寄ったダイソーで、遂に私は「シーラカンス」を手に入れた。ひとまずマトモに組む用とバラして素材にする用で2袋購入した。買占めは良くない。
横シューはヘタクソすぎて面白く感じられないのでプレイはしていないが、「ダライアス」シリーズの再現をしてみたくなるビジュアルをしている。