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Nikon Zf 一枚を大切に撮るカメラ

10/27、発売当日にNikon Z fがやってきました。どのカメラも長く使いたいと思ってますが、これは本当にいつまでも持っていたいカメラだと思い、予約開始すぐに購入しました。今回はワタシにとってのZfの魅力を記事にします。


Zfじゃないといけない理由

ニコンZfの特徴は、なんといってもヘリテージデザインの魅力なんだと思います。うん、すごくかっこいいし、ワタシもこのデザインにはやられました。どストライクかも。
先日まで使っていたZ7IIはニコンのミラーレス一眼の初号機のデザインだけど、正直カッコよくない。。一眼レフはずっとニコンを使っているからという理由でZ7IIを選んだ。ただし、写りはバツグンにいいと思います。

でも今回まだワタシのなかでは新しいZ7IIを手放してZfに換えたのは、ヘリテージデザインではなくて、ダイヤル操作で写真を撮りたいからというのが理由です。

景色をよく見ながら写真を撮りたい。フイルムカメラのころは、高価(と言っても今のおかしな価格よりずっと安い)リバーサルフイルムで色にこだわって撮っていました。露出などをものすごく考えて一枚を撮っていたので、ポジを見返すと一枚ごとに撮っていたときの風景やこだわりポイント、考えていたことが思い出されてました。マニュアル露出で露出メータを見ながら、被写体を見てここはプラス1段かなとか、MFでピントを追い込んで合焦してキタキタ、とか。

D600でAFのズームレンズを使いはじめた頃から、構図を決めるときくらいしか実際の景色を見ていなかったかも、という違和感を少なからず感じていました。
AFやAEまかせですぐ撮れてしまう。F値はだいたい解放で、SSはカメラまかせなので見ていないことが多かった。それによって手ブレに気づかないまま何枚も撮ってることも。。

ちょうど子供が幼稚園に入ったころで、運動会写真を撮るときはとても便利でした。機能を駆使してピントを合わせて連写で撮る。おかげで思い出の写真もたくさん撮れました。
ただ、そういうイベント以外は、記憶に残る写真を撮りたい。

このZfは、きっとワタシにそんな気持ちを思い出させてくれる、デジタルカメラになることでしょう。

Nikon Zf
Voigtländer APO-LANTHAR 35mm/F2

どのように撮るつもりか

Zfの発表から発売まで1か月以上あって、すでにニコンからZfを貸し出してもらっているYouTuberさんたちの動画を見まくってました。だいたいの方はヘリテージデザインの魅力を伝えるけど、慣れたころには軍艦部のダイヤル操作をしないで通常のコマンドダイヤルで操作をします、という方が多かったです。速写性やコマンドダイヤルの場所を考えると、そっちの方が結局便利のようです。

たしかにそのほうが効率的なのかもしれないけど、ワタシはあえて軍艦部のダイヤルを使い続けようと思っています。ファインダー内の露出メーターと補正ぐあいを考えながら、カチカチと手応えを感じで露出を変えていることを感じたいのです。

また、手持ちのMFレンズを使うことがもっと楽しくなりそうです。Zfのすばらしいファインダーはピントの山をとてもつかみやすいし、なんといっても電子ファインダーで拡大したりピーキングで色をつけたりもできるという、MFで追い込みながらもピンぼけを最小限に減らせるかと思います。
家に帰ってからピンぼけを発見したりすると、本当に悲しくなるんですよね・・・

そうそう、写真撮るのってこんな感じだったね
それを思い出すように、一枚一枚気合を入れて撮りたいと思います。

Nikon Zf
Voigtländer APO-LANTHAR 35mm/F2

ただし、ヘリテージデザインもすごくいい!

ヘリテージデザインに魅かれて買ったんじゃない!とは書きましたけど、このデザインは超かっこいいです!

ワタシはこのようなネオクラシックなデザインがすごく好きです。
車やバイクでいうと、ニュービートル、ミニ、ベスパのプリマヴェーラのような、伝統のデザインを現代風にしてよみがえらせたものや、ハッセルブラッド500CMと907Xのように、50年以上前のカメラをそのままデジタルカメラにしてしまうとか、やってくれただけで感動してしまいます。
伝統の形のなかに、新しいものを詰めこみました。みたいな。
ニコンには35Tiのようなコンパクトデジカメもぜひ作ってほしい

Nikon Zf
Voigtländer APO-LANTHAR 35mm/F2

愛すべきカメラ

このNikon Zfは、ワタシに撮って間違いなく愛すべきカメラになります。
ずっといっしょにいるようなカメラになるはずです。
大切に使いたいと思います。

YouTube動画

手持ちの各レンズを装着した動画を作りましたので、こちらもぜひご覧ください。

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