詩を4つ(梅雨の)

梅雨の切れ間に

草青々として風を泳ぐ

緑にほんのり水滴が光る

ほんのり疲労感もなんだか良いね

夕方をゆく 梅雨の切れ間に


お久しぶり

お久しぶりとお菓子をもって

あなたが会いに来てくれた

迷惑かけたねなんてつまらないこと

それより今日を元気に会えたことだよ


小さなマドラーに捧ぐ

珈琲をかき混ぜるためにうまれてきた君は

午後の至福の時間を優しく作ってくれた

使い捨てだからマドラーとしての運命は一度きり

君が想いに寄り添ってくれた時間 未来を生きようときめたんだ


遠い雲

遠い雲たぶん捕まえられない

美しいのは遠い過去のようで

愛おしいのは遠い君のようで

美しくて愛おしくて遠い 雲 そこにあるのに




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