エッセイ:フニャフニャな哲学
4年前の記事です。
ここに、私が20代前半の頃の様子が書かれています。
毎日書きたくてたまらない訳ではないのです。時々無性に書きたくなる時があるのですが、それは思っていることがグツグツと煮えたぎっているときで、どうしようもならなくなったときです。
そういうわけで、私には過分すぎるお褒めとアドバイスはとてもありがたかったのですが、書くことを目標ともできず、未来はまだもやもやなままなのでした。
今では、毎日書きたいです。でもそれは雑談です。雑談は雑談で素晴らしいと思うのです。しかし、と思うのです。
思っていることがグツグツと煮えたぎっているときも、グンと減りました。それだけ幸せなのだと思います。
このまま現状に満足したふりをしながら、ぬるま湯の流れのままにプクプクと淀んでいくのではないか。
そんな漠然としたモヤモヤを抱えていたことにも気づかないで、日々なんとなく不安、というタイトルを自分の気持ちにつけて過ごしていました。
その時にしか書けないことがある。
人生のその瞬間にしか書けないことがある。
そう信じて、私は文章を書いてきました。それは真実だと今も思います。
ただ。
自分がお留守になっている。
自分の軸がフニャフニャすぎる。
しなやかというよりも、フニャフニャ。
そうか。
私はそろそろ真剣に、生きる哲学を模索しないといけないのかもしれない。
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