レンタルサイクル体験記｜エッセイ
絶賛、超筋肉痛に襲われている。
私の身に何が起きなのか、
ともに振り返っていただこう。
数週間ほど前マリアが、
「ハローサイクリングって知ってる？！
自転車をレンタルできる
サービスなんだけど、
30分130円で電動自転車が借りれて、
専用駐輪場であれば
どこに返してもOKなんだよ！！
電動自転車凄い早くて、
下手に電車乗るより良かった！」
とレンタルサイクルを紹介してきた。
レンタルサイクルといえば、
品川などの都心で見るあれだろう。
専用駐輪場なんて
うちの近くにあるわけがない。
これからも無縁だな・・
と思いながら話を聞いていたが、
調べてみると、
全国各地にステーションがあり、
うちの近所にも3ヶ所存在した。
これは、うちから車で5分、
徒歩25分ほどかかる
ショッピングセンターに
自転車で行けるかもしれない・・
両親から、
「37度の炎天下の中、
いつもバスで行っている場所に
自転車で行くなんて考えられない！！」
と大ブーイングを受けながらも、
マリアから教えてもらった3日後に
ハローサイクリングで向かってみた。
結局15分ほどかかったが、悪くなかった。
これはまた使用チャンスがあれば、
別の場所にも向かってみたいな
と言う感じだった。
そして昨日、
マリアの家に友人トンプーと訪れた。
（おしはモミポンタ氏の病院のため、欠席）
うちからは21km、
トンプーの家からは12kmの距離だ。
Googleマップによると、
自転車だと私が1時間半、トンプーが45分。
トンプーとは電車が途中まで一緒なので、
自転車で帰るとしても
途中まで一緒かな・・？
無謀な距離だし絶対断られるだろうけど
もしかしたら・・と声をかけてみた。
サハ「明日の予定は・・？
何もなかったら、
今日自転車で帰ろうよ」
トン「え・・？自転車・・・・？
いいよ」
いいんかいっ！！！
なんで？！？！
と言い出してたくせに、
マリアと共に慄くほど驚いた。
マリア「私が紹介したらハマっちゃって
ずっと言ってんのよ・・」
トン「バケモノを生み出したね」
ということで我々は、
終電を気にする必要がなくなり、
深夜2時まで桃鉄をした後、
2時30分からハローサイクリングを開始した。
しかし残念なことに、
私は左へ、トンプーは右へ出発し
1ミリも一緒にサイクリングできず
タイムアタックバトルとなった。
オリンピック競技の
BMX(自転車競技)が凄すぎると
マリアから映像を見せられ、
イメージは仕上がっている。
1時間以内に家に到着してみせる！
いざ出発してみると、
土曜日ということもあってか
チラホラ人がいるし、
車も通るので意外と恐怖は感じなかった。
だが、Googleマップがよく狂い、
矢印が真逆になったりしたので困った。
え？！逆走しちゃった？！と焦り、
道を戻るとまた戻れと言われたり
ちょくちょく往復作業が発生し大変だった。
また、携帯ホルダーがなかったので、
自転車かごに入れたトートバッグの上に
いい感じに携帯を置きマップを確認した。
スピードを出すとバッグの上から
携帯が落ちてしまい
マップが見れなくなるので、
その点にもなかなか苦労した。
音楽も聴けないし、
知らない道だし、
45分漕いでも残り1時間と表示されて
私は何をしているんだ・・・
と思ったが、
なかなかできることじゃないなと
しみじみした気持ちで漕ぎ続けた。
空が明るくなってきた頃ようやく、
見覚えのある景色が広がり、
自宅に到着した。
相当な達成感と感動であった。
そして、かかった時間はなんと
1時間59分！
4時半に到着した。
一方トンプーは45分のところ、
1時間かかったとのことだった。
初心者だったからか、
Googleマップの予測の通りには
行かなかった。
また普段、電車で片道500円のところ、
今回のレンタルサイクルでは730円支払った。
（30分130円＋延長15分100円×6）
あと、1分遅かったら830円・・
ヒィ・・
この距離はやはりかなり無謀だったので、
原付か車がベスト。
もしくはマウンテンバイクかも。
常に、弱虫ペダルという
自転車競技(ロードレース)漫画の
主人公の顔が頭に浮かぶほど
やや過酷だった。
千葉から秋葉原(片道 45km)を
ママチャリで走る主人公
ともあれ、
始発前に帰宅できたのは嬉しかった。
そしてジムに通っていないので、
運動ができて良かった。
みなさんも出先などで、
徒歩は厳しいなぁ…と言う時には、
ハローサイクリングを活用してみてネ
※適度な距離で！！！！
さはら
1997年9月生まれ
ハーフ
座右の銘は晴耕雨読
万年フリーター
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モミポンタって・・・？
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