実に理想的なあんぱんが買える東砂の老舗パン屋(ナカヤパン本店/東砂/パン屋)
近頃、江東区の南砂まで買い物目当てでチャリンコをすっ飛ばす事が多い。大きなイオンがあったり、SUNAMOという商業施設があったり、その途中に砂町銀座商店街があったり、小さい子供がいるなら親水公園で水上アスレチックが出来たりと、非常に楽しいサイクリングコースが組み立てられるのだ。
問題が我が家は墨田区両国にあるため、何本も川を越えて(すなわち橋を越えて)30分ほどこぎ続けねばならない点なのだが、慢性的な運動不足の私にとって、ちょうどいい運動になっている。
そんなこんなで、ある日朝一でホームセンター巡り(コーナン&カインズ)をしたのだが、その帰り道に非常に評判良さげなパン屋さんを発見した。
なんでも昭和8年創業の老舗パン屋さんだそうで、看板にあるようにあんぱんが主力商品なんだとか。
次から次に客がやって来ていて、非常に興味深いお店ではあるのだが、この店は重大な問題点を抱えている。
Google先生のルート検索によると……
いやこの陸の孤島っぷりはねえわ。
逆を言うと、こんな立地なのにどんどん客が来るのはどんな魔法なんだろうか。みんな歩きや自転車だから、近所の人達が朝ごはん目的で集結しているんだろうか。
立地的には「都内でもトップクラスの陸の孤島商店街」と呼ばれる砂町銀座のちょっと南東。砂町銀座からなら徒歩5分というところだろうか。
老舗というからもっと古臭い店を想像していたのだが、中に入ってみると意外とシャレオツ。
私の生まれ故郷の板橋区の旧宿場町にある丸十や、カレーパンの元祖として知られるカトレア(深川・名花堂)など、老舗のパン屋が今の時代まで少しずつ形を変えて生き残っている例は多いが、このナカヤもそういう存在なんだろう。
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。