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「だるい」「疲れた」は年齢のせいじゃない!3倍速で元氣を取り戻すリセット術


連休明けの「だるい」「疲れた」は、普段の食事と暮らしで解決できます。

食事でスタミナ満点の体を作るには、成分や栄養素といった「アリの目線」だけでなく、献立や食材の組み合わせ、食べ方など「鳥の目線」でも見てみることが必要なんです。

食事での体質改善は、こんな人におススメします。

・連休は楽しい!、うれしい!より、1日3回の食事作りや、いつもと違うリズムの生活に「大変……」「疲れる……」が先立つ

・連休明け4日以上経っても体がだるくて動きづらい

・頭が重くてうまく考えがまとまらない 夕食を考えるのも面倒くさい

・やる気がわかずルーチンをこなすのが精一杯

・新しいことなんて始められない

・お腹がすっきりしないし、「何が食べたい?」と聞かれても思い浮かばない

じつはこれ、つい2~3年前の私は、すべて当てはまっていました。


連休は恐怖でした

かつての私は、連休が始まる前から、あと1週間、あと3日、と連休が近づくだけでうんざりした気分になっていました。

1日3回の食事の準備、それに伴い増える買い物、献立づくり、片付け。

準備に1時間、片付けに30分時間、食事をするのは20~30分。

食べること以外に労力が大きく割かれることに、負担感があったんです。

じっさい、台所仕事をこなすだけでへっとへとになって、掃除にまで手が回らず視界の端にワタ埃がふわふわしているのが目に映っていました。

せっかく、夫も子どもとのんびりと家で過ごせる機会なのに、私だけが動き回って、働いている、やるせない、むなしい、はらだたしい。

さらに、特別に料理を用意しなければならないとなると、自分が食事をする以外の時間、8時間以上もずーっと台所にいることも。

やっとめどがついたと思っても、あっちへでかけ、こっちへ買い物にと外出続き。

お客さまが来れば挨拶をして、おしゃべりをして。

本来であれば楽しい休みのイベントも、ただただ煩わしく、疲れるだけ。

「1人になりたい」

「何もしないでボーっと過ごしたい」

「あと10分…なんて時間を気にせずゆっくり寝ていたい」

そんな風に思っていました。

連休が終わるころには心身ともにグッタリ。

家族を見送って、職場の自席に座ると「とりあえず与えられたことだけしておけば大丈夫だ」とホッとしたのを覚えています。

そしてもれなく風邪をひくんです。

寝込むほどではないけれど、2週間は不快感を抱えて、効率を落としながらも仕事と家事をこなして。

結局心も体も休まるときがありませんでした。

連休が楽しみに変わった


それが今では、もうすぐ連休だ!と思うだけでワクワクするんです。

何しよう、何がしてあげられるだろう、と具体的にイメージして、リストをつくるのが楽しみの1つになっています。

食事の準備も片付けも20~30分でスムーズに進むようになり、負担感なく、食べる時間に重きをおけるようになりました。

おかげで、食事のおいしさ、満足度アップ。

家族との会話も増えて、コミュニケーションもうまくいっていると感じています。

体力、気力に余裕があるので、掃除も進むし、のんびり過ごす家族を「くつろげる家があってよかったなー」とほのぼの眺められるようになりました。

買い物やお出かけも「やらなきゃ」ではなく「行きたい!」と主体的に捉えられるので楽しい!

お客さまの顔を久しぶりに見て元氣そうな様子に安心したり、最近のトピックに盛り上がったら、人と会い、言葉をかわすことで、エネルギーをもらえるのを実感します。

連休が終わるころにはすっかり心も身体もリフレッシュとチャージができていて、パワーアップした気分で仕事や家事に向かえます。

自分のコンディションがいいとそれまで1時間かかっていたタスクが45分で済んだり、相手の話を落ち着いてじっくり最後まで聞けたり、効率もコミュニケーションも格段に良くなるんですよね。

ダメなのは「私」じゃなかった


家事がうまく回せないのも、仕事でミスを重ねてしまうのも、家族となんだか仲良くなり切れないのも「私」がダメなんじゃなかったんです。

ただ、疲れやすい、やる気がでない、元氣がない……

心と体の機能低下を起こしていて、本来の働きができていないだけだったんです。

そう気づいたとき、周りを見てみると本当に疲れている人が多いこと!

この疲れている女性たちがみんな元氣になってご機嫌になれたら?

女性自身も幸せになれるでしょうし、家庭内の効率もコミュニケーションも改善して家族も幸せになる。

業務もはかどり、職場、会社、社会への貢献度も高まる。

女性が絶好調になったら、多くの問題が解決すると、本気で思っています。

自己流の疲労回復がうまくいかない理由


疲れを感じたときに多くの人がとる方法は2つだと感じています。

1つは休む。

行動を減らす、睡眠を増やすこと。

昔、子ども時代であればこれで十分でした。

いっぱい遊んで、はしゃいで、疲れて眠って、また元氣に遊ぶ、というサイクルが有効だったんです。

しかし、大人になって感じている疲れは脳や内臓から来ることが多い。

これは、活動量を減らし身体を休めるだけでは改善しきらず、寝ているのに疲れがとれない、やる気が出ない、ということにつながります。

そして、もう1つはカンフル剤を注入する。

コーヒーやコーラ、チョコレートなどのカフェインやエナジードリンク、栄養剤など口にする。

または、マッサージや鍼灸など施術を受ける。

こういった特別なケアは、短時間で体が軽くなったり、頭もスッキリしたように感じるため、ここぞ!というときには頼りになります。

しかし、あくまでも疲れを覆い隠して、感じづらくさせているだけの場合が多く、しばらくするとまた疲れを感じ、カンフル剤がないと立ち行かない心と体を作る可能性があるんです。

自分で自分を元氣にする方法


疲れにくく、エネルギッシュに過ごすには、自分と暮らしの全部を俯瞰する視座が必要です。

「疲れ」「やる気のなさ」だけにフォーカスして、対処してもその場しのぎになってしまいます。

「疲れ」「やる気のなさ」は結果であって、コントロールはできません。

「疲れ」「やる気のなさ」が出る、経過があって原因があるのだから、そちらにアクセスするのが正解です。

何が「疲れ」の原因になるのか、「疲れ」を感じているときに体ではないが起きているのか、何をすると「やる気」がなくなっていくのか。

そんな体の仕組みや、「疲れ」のメカニズムを知ることが、ご機嫌で絶好調の近道になります。

食と暮らしで元氣を作る


ここからは私が実際に疲れ知らずの心と体を作るためにやっていることを、具体例とともにお伝えしますね。

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