東京キモノショー2024 後編~茶会とワークショップ~
前回に引き続き、本日も「東京キモノショー2024」に行ったご報告です。本日は後編として茶会とワークショップの体験をご報告いたします。
まず前回の記事と同じサンライズビルで開催されていた、遠州流の茶会に参加致しました。遠州流は茶道のわびさびに加え、明るさ、豊かさ、品格を加えた、客観性の美、調和の美を大切にしていることも特徴だそうです。
東京キモノショーでは3日間違う流派が茶会を開催していましたが、私は以前華道の本に遠州流の茶花の事がきっかけで遠州流がとっても気になっており、参加できてとても嬉しかったです。
シンプルな中に、椿のつぼみの可愛らしさが良いアクセントになっていました。その後インターネットでも調べてみましたが、茶花も可愛い作品が多いですね。興味深いです。
お楽しみのお菓子は桜餅のような羊羹のようなもので、甘く、一緒に参加した主人も気に入っている様子でした。
抹茶もクリーミーでとても美味しかったです。器は白いシンプルな器でしたが、参加者一人一人が少しずつ違う器でした。
さて次は、田源ビル2階で行われていたワークショップコーナーです。
アロマ作りや、水引細工など興味深いコーナーが多い中、私が参加したのはこちら。
張り子の箱の絵付け体験に参加しました。こちらの張り子、なんと胡粉で出来ていてびっくり。胡粉といえば、最近ネイルなどもありますが、お雛様の顔の素材として江戸時代から使われてきた貴重な素材です。
そんなすごい素材でできた土台に和の色のアクリル絵の具を使った親子の鳥を描かせていただきました。
最初は可愛らしいシマエナガにしようと思いましたが、いつの間にか謎の猛禽類とウグイスのような鳥になっていました。ワハハ。
張り子のワークショップを開催されていたのは「haricobaco」さん。
これからのご活躍がとっても楽しみです。
最後に着物マルシェも見学してみましたが、しっかりした美しい生地やバラエティ豊かな小物の販売が印象的でした。ここで買ったものも、どこかでご紹介いたします。